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アッシュside
ゴールデンウィーク初日に朝の早くから何をするのかと思えば、ただただ駄弁ってるだけという謎の集合がかけられた俺は、素直に河原に来ている
朝の早くからショーターと英二が叩き起こしにきて、ショーターのまずい飯で目を覚まして3人に手を引かれて河原まできた
「おっ、澪緒から返信きた」
「なんてきたんだ?」
「んとな」
澪緒お昼からでいいなら大丈夫
「昼からなら大丈夫らしいぜ」
「昼かー。暇だな〜」
今現在の時間は8時半
どう見たって3時間以上は俺たちは暇になるわけだ
こんな朝早くからでなくても、昼からでもよかっただろ
「しゃーね。澪緒が来るまで適当にどっか行こうぜ」
「そうだね。この辺りで何かあったっけ」
「さぁ…」
俺たちが河原から歩道に行くために歩き出した時「うおおお!!」と遠くから興奮気味の声が聞こえてきた
「合宿!! 楽しみだな!!」
「うるせぇぞ」
「ほーんと、ぴょんぴょこ飛び跳ねて…猿みたいだよ」
「なな、なななな、俺は猿じゃないです!!」
「知ってるよ」
エナメルバッグを肩から下げた男子4人が歩いてくる
「昼からお前の姉ちゃん来るんだよな!」
「あぁ」
「紡宮が一緒じゃなきゃ、俺が独占してたのにぃっ…!」
「うるせぇぞ、繋琉」
特に変な会話をしているわけでもなく、どこにでもいる部活生だった
「おーい、アッシュ〜」
「ショーターの家でゲームしよう」
「あ、あぁ…」
俺はショーターの家に行くために英二たちと共に足を動かした
澪緒side
『おにぎり、おかず、小さなお弁当に詰めて…できあがり』
かぽと蓋をつけてお弁当を包んでカバンの中に入れる
薄手の上着を着て、小さめの鞄を持って家を出る
合宿所まで徒歩で15分ほど
すぐに着いちゃうし、昼にはショーターたちのいる河原に行こう
「あっ!」
『!』
「澪緒ちゃーん」
トッキーとなっつんが休憩のために外に出てきたのと同時に合宿所に着いた
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年3月23日 22時