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7-9 ページ47

「…ん?っていうか、そんな暇あんの?
人手不足なんでしょ?呪術師は」

「今はな
冬の終わりから春までの人間の陰気が、初夏にドカッと呪いとなって現れる
繁忙期ってやつだ」

『大変なんですね…』

「年中無休の鬼殺隊も似たようなもんだろ…」

『…うーん、確かに…お休みはあんまり貰ってなかったっけ』









お休みをもらっても、そのお休みの間に鬼によって苦しめられる人を少しでも助けれるのなら、休みなんていらないからといって任務に明け暮れていた時もあったけど…






あまりにも休まなくてぶっ倒れて、義勇さんやしのぶさん、無一郎くんにすごく怒られたっけ…









「年中忙しいって時もあるが、ボチボチ落ち着いてくると思うぜ」

「へぇ〜」

「で、やるだろ?
仲間が死んだもんな」

「「やる」」

『食い気味…』









即答で返した2人と、少し考えたかった私
でも、やると決まれば全力でやらなきゃいけない









だってもう、虎杖くんを亡くした時のあの悲しみや

無一郎くんや、煉獄さんを亡くした時のあの悲しみも



炭治郎を守ることが出来なかったあの時の苦しみも






味わいたくないから





強くならなきゃいけない


大正時代の時よりも、もっと、もっと





誰かを守るためにもっと強くならなきゃいけない



そのためなら、なんだってやらないと









「でも、しごきも交流会も意味ないと思ったら即やめるから」

「同じく」

「ハッ」

「まあ、こんぐらい生意気な方がやり甲斐あるわな」

「おかか」









強くなろう…
そのためには、すべてのことを背負って、全部持って、歩いていかなきゃいけないんだ







































『ここ、か…』









集合住宅の一角
住所を教えてもらって、先日亡くなった岡崎正さんの母親の方に遺品を持ってきた






伏黒くんがあの場を立ち去るときに、名札だけでもと千切って持っていてくれたんだ









ピンポーーーン









《はい…》

『先日、息子さんの件でお話しした者です。少しお話があるのですが、宜しいでしょうか?』









母親の方がすぐに答えてくれて、ドアを開けてくれた


小さく頭を下げて、私は固くつぐんでいた口を開いた

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sou(プロフ) - むいくんにも煉獄さんにもあえて嬉しい♡♡ (2022年2月4日 9時) (レス) @page29 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 7-10で悲鳴嶼さんがいませんよ? (2021年3月13日 22時) (レス) id: efbfb3634d (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 6-2なんですけど無限城が無惨城になってますよ (2021年2月19日 7時) (レス) id: 56a3767e45 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 2月11日追記への意見ですが、個人的には青子ちゃんというキャラに一切魅力を感じないので見たいとは思わないですね…。粗野や乱暴やご都合主義が過ぎていて少し不快になることもあるので…。個人的には新しいヒロインちゃんに期待です…。 (2021年2月17日 15時) (レス) id: 80796327ac (このIDを非表示/違反報告)
やみ(プロフ) - 初めまして!このお話大好きで、ワクワクしながら楽しく読ませて頂いてます!また読みに来ます☆ (2021年2月12日 11時) (レス) id: d92e26f623 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月25日 20時

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