検索窓
今日:10 hit、昨日:9 hit、合計:318,515 hit

1-2 ページ8

「“あれ、麗音は?”」

「お姉ちゃんなら、砂糖切れたから買ってくるって〜」

「“俺置いてくの!?”」

「花子くんだって、お姉ちゃん置いてお散歩行ったよ?」

「“うぐ…”」









砂糖買いに行くんなら言えばいいのに〜
ぶーーー、とふくれているとピキンと左腕が痛んだ









「“…麗音?”」









俺の体のどこが痛くなるのは、麗音に何かあった時だ









あとは俺が怪我した時ぐらい
普通だよね〜



なんてこと言ってる場合じゃなくて









(麗音に何かあったってこと?)









うーん









「“白杖代”」









赤の方に麗音を探してもらうように頼み、緑の方を装着して軍服のマントを羽織る









「“麗音…大丈夫かな”」









変なことになってなきゃいいんだけどな〜









?side









「チッ…護衛だ護衛だって…護衛する人間が門前払いして来やがったら意味ねえだろ」









コツコツとかかとを鳴らしながら歩くと、ピキンと頭に響く音がして辺りを見回す
呪霊、しかも特級の気配だ









「“ふふん、ふふーん”」

(いた)









鼻歌を歌いながらマントを靡かせている特級は、白い魂のようなものを手にした









「“うーん…どこ行ったんだろ。また喧嘩とか?麗音はすぐに絡まれるから”」









もー。と言いながらフワフワと路地裏の中に入っていく特級を追いかける









「“あっ!”」

『ん、花子』

「“もー、また喧嘩〜?怪我は気をつけてよね〜俺も痛いんだからさ〜”」

『へーへー。わかってますよ』









は、つかなんで特級と会話してんの?
つーか、あいつ…護衛対象じゃん!









「“でもなんでここにいんの?”」

『こいつらが鬱憤晴らさせろって言うから、相手してやろうとして』

「“それ、いつものカツアゲ?”」

『別名不良狩り』

「“否定はしないんだね”」

『否定するような人間に見える?』

「“見えないね”」









特級を従わせてる?いや、一緒に行動してる?
まさか、呪霊の類か?
いやでも、呪霊の気配はしねぇし…………なんなんだ?

1-3→←1話 特級の時間



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (112 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
353人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Lilly☆(プロフ) - 呪術廻戦も暗殺教室も地爆少年花子くんもマジで全部好きだからこの作品マジで神だと思いますッッ!!(ノンブレス)応援してます!長文失礼しましたッ! (1月21日 0時) (レス) id: 7ba1779775 (このIDを非表示/違反報告)
- 作品はとても好きなんですけど、やっぱり花子君って地縛少年花子くんですよね、、、? (9月28日 22時) (レス) @page6 id: b29d77ae47 (このIDを非表示/違反報告)
ラオ - 凄く面白くて凄く大好きです。 (2022年3月16日 22時) (レス) @page50 id: 55fba24325 (このIDを非表示/違反報告)
- 何故こんなにも面白いのに文句を言うのかがわからない。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 35ページ 並んでくる とありますが、睨んでくる とかではないのでしょうか? (2021年2月5日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年1月10日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。