・ ページ10
魔法使いのAには見慣れない街の風景を進んでいくとハリーがいるダーズリー家にたどり着いた
「ハリーは多分あそこだ」
ジョージの指す部屋は既に明かりが消えていた
「ハリー寝てるかもね」
「なら起こそう！フレッド､窓にライトを当てて！」
ロンの指示通りフレッドが車の光を真っ直ぐとハリーの部屋に当てた
数分後─────メガネがズレたハリーが窓越しにロンの顔を見て叫んでいる。何を言っているかはサッパリだ
窓に近づくと多少聞こえるが､ロンと何かを話していて聞こえない
「ハリーはなんて言ってる？」
「Aちょっと待って､ハリー！どうして僕達の手紙に返事をくれなかったんだい？手紙を1ダースくらい出して家に泊まりにおいでって誘ったんだぞ
そしたらパパが帰ってきて君がマグルの前で魔法を使ったから公式警告状をうけたって」
ハリーとロンが謎の口論を初めて何事かと思ったAがハリーのほうを覗き込んだ
ハリーとバッチリと目が合った。ボサボサの髪に綺麗な緑の目､間違いなくハリーだった
「ハリー！無事でよかったよ」
ハリーに口パクで聞こえるようにした
ハリーはAを見ると目の色を変えポッと顔を赤らめた
ハリーは1年生の時からAに好意を抱いていた
「それよりも早くハリーをここから出そう､フレッドロープをちょうだい」
フレッドから受け取ったロープをロンがハリーに渡し､ハリーがそれを鉄格子に巻き付けた
「下がって」
フレッドがハンドルを握り､車がどんどん窓から離れていく
ミシミシという音の後に鉄の割れる音がした
「さあ荷物を貸して！」
ハリーが荷物を渡していきヘドウィグの籠を手に取ったその時､ハリーの部屋の扉がバンっと開いた
大きな体格のハリーの義父バーノンはハリーの足を掴んだ
バーノンが喚いた。「やつが逃げる！やつが逃げるぞ！」と,それを聞きつけたペチュニアがこちらに走ってくる
ウィーズリー三兄弟とAが満身の力でハリーを引っ張るとおじさんの手からハリーの足がするりと抜けた
「フレッド今だ！アクセルを踏め！」
ロンが叫ぶと車は月に向かって急上昇した
─────────────
更新遅くなり申し訳ございませんでした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1053人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
