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「おごっ…ぐるじ…」
午前2時､Aはお腹に乗る何かの重量感に心地の良い夢から追い出された
うっすりと聞こえる誰かの声にAは重い瞼をゆっくりと開けた
「──お､やっとお目覚めか」
「おはようA､調子はどう？」
「じょーじ…？ふれっど……？」
「正解､あとロニー坊やも一緒だ」
「フレッド!」
ロンは小声でフレッドに反発した
いつの間にかベッドの周りを囲む3人に困惑していると誰かのセーターが目を覆う
「寒いから着た方がいい､マグルの世界までの大冒険だ」
「えっと…どういうこと？」
「A驚くなよ､今からハリーを迎えに行くのさ」
3人の光る目にAも目を輝かせた
セーターを着服しジニーを起こさないようにベッドから出ると4人は階段をそっと降りた
「マグルの世界って､暖炉は使えないよ」
「暖炉？暖炉だってよフレッド」
「相変わらず面白いこと言うなAは､でもな今回はもっと面白いことだ」
ゆっくりと玄関扉を開けるとフレッドとジョージが手招きする方向へついて行く
「僕こういうのワクワクするや!ハリーに会えるよA」
「それは楽しみだけど…何で行くつもりなの？」
「2人とも納屋に来い！」
フレッドの呼び声の方へ2人は向かうとそれを見て？を浮かべた
「これはマグルのえっと…そう､車？」Aが首を傾げて言った
「フレッド､これじゃマグルの世界なんて行けないよ」
ロンが呆れたように言った
「甘いな2人とも､これは特別な車なのさ､さあ乗れよ！」
2人は言われたまま後部座席に座り込んだ
「吐く時は窓を開けてからで頼むぜ」
その忠告を合図にするかのようにフレッドはエンジンをつけた
その時､胃がふわっと浮いたような感覚に陥り窓の外を見ると普段も小さい庭小人がこちらを見上げ更に小さくなっていた
「ちょフレッド…！これ…？！」
「「空飛ぶフォード・アングリアさ！」」
車は夜空に吸い込まれるように上へ上へとすすみ雲スレスレのところで真っ直ぐの目的地へ浮遊する
「昔納屋で見つけてパパの目を盗んで運転してたんだ」
「パパが悪いんだぜ？俺たちがこんな面白いもの放っておくはずがないのにな」
そう言うとフレッドとジョージはグータッチした
「これバレたら私たち退学だね」
「だね､心臓がドキドキしてるんだ､Aはどう？」
ロンの意見にも頷きつつ､フォード・アングリアはプリペット通りを目指して空を走り続けた
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Luna riddle(プロフ) - 今までで1番更新を楽しみにしているお話です！ドラコ推しなのでドラコとの絡みがあってもうほんっっっとに助かります！！ドラコ堕ちだったら嬉しすぎますがどんなお話になっても楽しめそうです！！！素敵なお話ありがとうございます！！❤️🤍 (1月30日 22時) (
レス) @page26 id: 3318266b0c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 魔法生物、ズーウー出して欲しいです(笑) (8月29日 12時) (レス) @page42 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ39で、主人公の名前が変換されてない箇所があります。 (7月21日 18時) (レス) @page39 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
モフフサ - 作品の更新楽しみです (7月20日 22時) (レス) @page37 id: 92225f0aae (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！1日ですべて読んじゃいました、、、！更新待ってます！頑張って下さい！ (2023年3月22日 4時) (レス) id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年8月14日 19時
