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箱を開けると､木の枝のような細い緑の手と一緒に小さい顔が箱から突き出た
その生物は真っ先にAを見て､すぐにAの手に乗った
「ボウトラックルだ」
そう言うとAの手に乗ったボウトラックルをハリーとロンは見つめ続けた
ボウトラックルは恥ずかしいのかAの指の間にそっと身を隠した
「怖かったのかな」ハリーが不安そうに言った
「ボウトラックルは内気な性格なの､でも嬉しいなぁ…!!あとで感謝の手紙を書かないと!!」
Aがこれからよろしくねと手のひらで呟くと､ボウトラックルは三本の足でAの肩までツタツタと登りぴょんぴょんと跳ねた
ボウトラックルはAの頬にスリスリと顔を近づけた
「すっげぇ､僕なんてお下がりのスキャバーズしかいないのに」ロンが肩を落とした
スキャバーズはまだロンのベッドでグーグー眠っていた
その後もプレゼント開封会は続いた
ハリーの義両親から届いた硬貨は変な形をしててロンは貰った時大喜びしていた
「ハリー他には何が入ってた？」
「えっと､ハグリッドからの手作り横笛が入ってたよ」
吹いてみるとふくろうの鳴き声のような音がした
「ハグリッドの分､おじさんとおばさんの分
──それじゃこれは誰からだろう？」
「あれ､私の分もある」
「僕誰からだかわかるよ」
ロンが少し顔を赤らめて大きなモコっとした包みを指さした
「それ､ママからだよ。君がプレゼントをもらうあてがないって知らせたんだ。でも
──あーあまさか『ウィーズリー家特性セーターを送るなんて』しかもAにまで送るなんて」
Aは急いで包み紙を破ると中から厚い手編みのオレンジ色のものが出てきた
「ママは毎年僕達のセーターを編むんだ」
「あれ？でも私セーターじゃない」
「Aだけマフラーなのか？！なんで！」ロンが羨ましそうにに喚いた
「僕のはいつだって栗色なんだ」
「君のママって本当に優しいね」
とハリーはファッジをかじりながら言った。
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てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
