・ ページ18
笑う3人に言い返そうとするも
あまりに真剣で顔が近いAにドラコは顔が火照ること以外なにも出来なかった
「A､僕もう行くぞ…」
「あっそうか､ごめんね」
Aがパッと手を離すとドラコは笑っていた3人を見て舌打ちし､階段を上って行った
「Aといるといつも面白いことが起こる」
笑っていたロンがそう言った
「そう言えばAもクリスマス残るのね
ニコラス・フラメルのことちゃんと調べておいて」
「君の方は家に帰ってフラメルについて聞いてみて。パパやママなら聞いても安全だろう？」とロンが言った
「ええ安全よ。2人とも歯医者だから」
ハーマイオニーは答えた
クリスマス休暇になると楽しいことがいっぱいで､ロンもAもハリーもフラメルのことを忘れた
寝室はAを含め3人しかいなかったし､談話室もいつもより閑散として､暖炉のそばの心地よいひじかけ椅子に座ることができた
何時間も座り込んで串に刺せるものはおよそ何でも刺して火で炙って食べた
ロンはハリーに魔法使いのチェスの手ほどきをした
Aは2人がチェスをする所を見るだけでも､3人はとても心が落ち着いた
翌朝早く目を覚ますと真っ先にベッドの足元に置かれた小さなプレゼントの山が目に入った
「A､ロン､メリークリスマス」
ハリーが急いでベッドから起き出しガウンを来ていると､2人は寝ぼけまなこで挨拶した
「「メリークリスマス」」
Aのベッドの隣にあったゲージからスピネルが飛びだしクリスマスの飾りを貪り始めた
「ねぇこれ見てくれる？プレゼントがある」
「他に何があるっていうの。大根なんて置いてあったってしょうがないだろ？」
そう言いながらハリーのより高く積まれた自分のプレゼントの山を開け始めた
Aもプレゼント箱を取った。赤色のリボンがするすると外れ､箱と一緒に手紙が同封されていた
"Aへ､ニュートより"
「お祖父さんからだ！」
Aのお祖父さんと聞いてハリーとロンは自分のプレゼントの前にAの箱に注目した
「何が入ってるんだろう」ハリーが興味津々に言った
「ドラゴンとかかもよ､Aのお祖父さんならやりかねない」そう言うロンがプレゼント箱を覗き込んだ
箱の中にもまた木箱が入っていた
木箱には小さな引っ掻き痕がありロンは少し怯んだ
「開けるよ…」
ハリーとロンが息を飲み､Aは勢いよく蓋を取った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 737人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てぃろ(プロフ) - 今まで見た作品の中でナンバーワンです♥応援してます (9月29日 2時) (
レス) @page50 id: 8ee66f076b (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ13で、「ニンバス2000」が「ニンバ2000」になっています。 (2023年2月21日 15時) (レス) @page13 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ありがとうございます！続き楽しみに待ってます！ニュートやテセウス、ティナも出てきて欲しいです(笑) (2022年8月14日 6時) (レス) @page50 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出してほしいです！(笑) (2022年6月5日 6時) (レス) @page10 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください！！ (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：遊子 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2022年5月28日 10時
