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灰崎side

灰崎「またあの夢・・・」

俺は何年も前から、たまに知らない男と一緒にいる夢を見る。俺が歳を重ねるに連れ、その夢を見る事はだんだん多くなってきている。

その夢がなんなのかは未だに良く分からねぇ。ただその夢は、俺にとってすごく気持ちが良くて幸せな気分になる。

それなのに・・・

灰崎「あっ・・・」

その夢を見た時は必ず俺の目からは涙が流れている。

その涙の理由さえも、俺は分からねぇ。だが、夢に出てくるあの男が俺にとって誰よりも、すごく大切な存在だってのは分かる気がするんだ。

灰崎「行ってくる。」

そして、俺はいつも通り学校に行く。あの夢を見た日は何だか一日変な感じがするんだよな。

ニ→



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作者名: | 作成日時:2019年12月20日 14時

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