第六話 晋助の気持ち ページ7
晋助サイド〜
今、俺ぁ似蔵がいる場に向かってる。
アイツのおかげで幕府の前にやりあわなくちゃいけねえ奴等が増えた。
全く、最近自由にさせ過ぎたか。
桂をやったり、銀時とやりあったり、俺とAの昔一緒に戦ったやつばかり狙って。
俺あ、平気だかAはきっと苦しいに違いない。
その分も含め、似蔵には用ができた。
すると、部屋の前でAとすれちがった。
晋助「似蔵と、何かあったか」
足を止めてAに聞いた。
「別に、何もないが。どうした」
何もないねぇ。
ククッ……Aが嘘ついているくらいバレバレなんだ。
俺にそんなに話したくねぇか?
俺がそんなに頼りねぇか?
最近、そんなことばかり考えてしまう。
晋助「アイツに少し用があってな」
「そうか」
そう言ってAは行ってしまった。
その後ろ姿は何か背負いこんでるように見えた。
似蔵「はぁ、はぁ……」
晋助「お苦しみのところ失礼するぜ。お前のお客さんだ。色々派手にやってくれたらしいな。おかげで幕府とやりあう前に面倒なやつらとやりあわけりゃならねえようだ」
紅桜のしんしょくとやらで大分苦しんでいるようだ。
息切れまでしてやらぁ。
晋助「桂、やったらしいな。おまけに銀時ともやりあったとか」
似蔵「アンタはどうだ。昔の同志が簡単にやられちまって悲しんでいるのか。それとも……」
その刹那、俺は刀を抜いて似蔵にきりかかった。
似蔵「まあまあ。そんなに怒んないでほしいもんだ。さっき、Aに同じことをしたらとても苦しそうだったよ」
刀に力が入る。
コイツ、余計なことばかりしやがって
似蔵「同じ立場でもこんなに反応が違うとは、おもしろいねえ」
晋助「ずいぶんと立派な腕が生えたじゃねえか。仲良くやっているようで安心したよ。文字通り一心同体ってやつか。
さっさと片付けてこい。あれ全部潰してきたら今回の件ははもんにしてやらぁ。どの道連中とはいずれこうなっていただろうし、
それから二度と俺達を同志なんて呼び方すんじゃねえ。そんな甘っちょろいもんじゃねえんだよ。俺達は。
あと、Aが苦しむようなこと絶対すんじゃねえ。次やったらぶった切るぜ」
そう言い、部屋から出た。
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KIYO(プロフ) - アイウエオさん» ありがとうございます!大感謝です。今はまだ無理そうですが更新がんばります! (2015年11月9日 21時) (レス) id: 258f54b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
アイウエオ - KIYOさんの作った作品はとてもおもしろいです。続きを楽しみに待っています! (2015年11月9日 21時) (レス) id: f3fcac6a99 (このIDを非表示/違反報告)
KIYO(プロフ) - 〜kaori様、紀香様へ〜この度は、私のせいでを読んでくださり、ありがとうございました。御二人とも続きを待ってくれるようで嬉しいです。最近、学校や部活の忙しさがあり、中々更新することができませんが、今後ともこの作品をよろしくお願いします。 (2015年11月1日 21時) (レス) id: 258f54b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
紀香 - 続きを楽しみにしてます〜 (2015年11月1日 16時) (レス) id: e65e4d3f67 (このIDを非表示/違反報告)
kaori - 面白かったです。続きが気になります!! (2015年11月1日 15時) (レス) id: 3cc7ab27d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KIYO | 作成日時:2015年9月14日 11時