282話 ページ35
Aちゃんに抱きつかれた時は心臓が爆発しそうだったのを今でも覚えてる
でも、Aちゃん…異常なほど熱かった
なのに、練習試合終わるまでマネ頑張って無理してっ、そんなの俺が見過ごす事なんてできないから助けたかったのに、黒尾くんに止められた
｢お前に迷惑かけたくねぇから止めんな｣って。
たぶん俺、Aちゃんに甘えてたのかもしれない…あんなに辛そうにしてたのに声すらも掛けてあげられなくて気にかける事もできなくて、自分のことばっかり考えてて、俺…彼氏なのに何にも役に立ててないって
及｢ねぇ、もっと迷惑かけてよ｣
俺の腕の中で眠るAちゃんに俺は優しく言った。
今日はこの後8時から花火があるって言ってたし、Aちゃんは寝てなきゃだし…あ、俺皆に花火ある事言うの忘れてた。ま、いっか。何とかなるべ。
Aside
及川さんに抱き抱えられてその後はもう寝ちゃってどうなったか分かんないけど…
あ｢ここどこ…？｣
部屋を見渡すとどこかの部屋だった
あ｢熱い｣
Tシャツを脱ごうとすると誰かに｢脱いでもいいけど俺、我慢できないよ？｣とベッドに腰掛けている及川さんがいた
あ｢え、え？！｣
及｢気がついてよかった｣
｢あのまま目が覚めなかったらどうしよかと思った｣と言って私をぎゅーと抱き締めていた
及｢でもまだ熱あるね｣
あ｢私…あのまま寝ちゃって｣
及｢ぐっすり寝てたよ｣
｢無理させてごめんね｣と悲しそうな顔で私のことを見る及川さんに私は泣きたくなった
あ｢そんな顔しないでくださいっ、私がちゃんと自己管理をしていなかったせいなので…｣
及｢そんな事ないよ…Aちゃんは悪くないよ｣
｢この2日間、慣れないところでマネ頑張って偉かったよ。ありがとう｣と私の頭を撫でながら及川さんに再び、抱きしめられた
優しく話しかけてくれる及川さんの言葉に私は安心してまた泣きたくなって及川さんの胸に顔を埋めて泣いてしまった
及｢よしよし、辛かったね｣
｢ちゅーしたいけど今はAちゃんが治るの優先だからね｣と言いながら私を寝かせてくれる及川さん
あ｢あの、｣
熱のせいで、呂律がうまく回らないけど及川さんに必死に声をかけた
及｢ん？なーに？｣
私の振り絞った声をちゃんと聞こえた見たいで、優しくこたえてくれた
あ｢花火…行かなくて、いいんですか？｣
外を見ると花火をしている皆が目に入った
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ろーるけーき☆(プロフ) - よろしくねっ (2022年10月8日 9時) (
レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はーい！了解(*^^*) よろしく！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - ももさん» すみません汗汗 お返事遅れましたっ（ ; ; ）ありがとうございますっ！！仲良くなりたいのでよければタメ口で話してください！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» ありがとうございます！頑張ります( *´꒳`*) (2022年10月3日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 及川､､､どんだけ大人なのよっっ！この小説大好きです！友達と仲良く読ませてもらってます。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも頑張ってください。あと続き待ってます！ (2022年10月3日 0時) (レス) @page21 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年9月25日 20時
