231話 ページ34
あ｢ちょ、ちょっと待って…｣
なにこれなにこれなにこれ
行くんですって！じゃないよ！！！止めてよ！！
学校って外部の人入れちゃいけないって知らなかったの？！
あ｢はぁ…これは夢だ…そうだ、夢だ｣
現実逃避をしようと思い、普通に座り普通に教科書を広げようとすると私の背後に誰かが声を掛けてきた
侑｢おい、なんで置いてったん？｣
よし、無視だ…
絶対私じゃない…
これは空耳かもしれない
侑｢なぁ、聞いとんのか？｣
え、なに、怒ってる？これ怒ってんの？
もしかして声掛けてんの私？
侑｢お前やお前、望月A｣
後ろを振り返ればニタァと笑っている侑くんがいた
あ｢なんでいるの｣
侑｢やって暇やねん｣
あ｢は？知らないし早く帰って｣
侑｢嫌や｣
ってか私クラス言ったっけ？なんで知ってんの…
というか、治くんは？さっきまで2人でいたよね？
疑問しか出てこないんだけどこれ
侑｢及川くん、何組なん？｣
｢なぁ、教えてや｣と私の手を取って教室から勢いよく出た
あ｢は？ちょ、ねぇ！離してって！｣
旅行しに来たんなら宮城の観光スポット巡りとかしてればいいじゃん！！どうしてうちの学校なの？！ほんと頭おかしい！！この人！！！
いくら私が離してっていっても聞く耳すら持たずに階段を上がろうとすると、治くんが大勢の女子に囲まれていた
それに気づいた治くんが私に｢ちょ、助けてや｣って言ってたけど｢それこっちの台詞！｣って言って通り過ぎた私たちだった
侑｢お前、もっとはよ歩かんかい！｣
あ｢歩くって、これほぼ走ってんじゃん！｣
｢ってか離してって言ってんじゃん！ってか帰れ！｣って叫ぶ私と、3年生の廊下をずかずかと突き進む侑くんは止まってくれなかった
侑｢なぁ、3年のクラスここやろ？｣
あ｢なんで私まで連れてくの？！今すぐ帰ってよ！！｣
私の悲痛の悲鳴もこいつは聞く耳すら持たず、ただただ、及川さんを探していた
はぁ、もうやだこいつ
絶対好きになんかなれない
なんで朝許したんだろ
今めちゃくちゃ後悔している私
朝練も終わり、もうすぐでHRが始まるというのにこいつマジで何しにきやがったという私の怒りの気持ちなんて知らないであろう当の本人は及川さんのクラスを探していた
3年生達だって今来た人とか、部活終わって走って教室入って行く人とかいる中私と侑くんはただひたすら及川さんを探していた
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もも(プロフ) - 結衣ちゃ??さん» ありがとうございます！これこらもキュンキュン書いていきますのでよろしくお願いします！ (2022年9月25日 20時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ^ - ^さん» ありがとうございます！ (2022年9月25日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
結衣ちゃ??(プロフ) - 初期の方から読ませて頂きました❕久しぶりにハイキュー見てキュンキュンしちゃいました💞😖 (2022年9月25日 17時) (レス) @page42 id: 6158c47f1a (このIDを非表示/違反報告)
^ - ^ - あ、ただの神作品デスカ。すぅぅぅぅっごいすきですぅ！ (2022年9月2日 18時) (レス) @page42 id: a77d2a3d87 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - masyumaro0318さん» 嬉しきお言葉ありがとうございます！！ (2022年8月2日 18時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年7月24日 21時
