167話 ページ20
あ「そ、その…私に、」
及「うん」
顔を真っ赤にしてもじもじしているAちゃんが可愛すぎてつい抱きしめたくなるけどここは我慢と自分に言い聞かせ、Aちゃんの言葉を待った
あ「か、」
及「か?」
あ「借りられて下さい!」
それを言われた瞬間俺の思考は停止した
花「何で停止してんだお前、動けよ」
「それ期待してたやつが再起不能してんじゃねぇよ」と軽く頭を叩かれ俺は我に返った
及「是非、喜んで」
嬉しすぎてAちゃんの前に膝まづいてAちゃんの右手をとった
あ「え、え?」
及「それで…お題ってなんだったの?」
俺が聞くとAちゃんは、恥ずかしそうにしていた
あ「言わなきゃだめですか?」
及「だめ」
「言わなきゃ俺ここから動かないけど?」と意地悪なことをい言う及川さんに私は言うしかないと思った
あ「お、王子様…です」
言い終わったあとすぐに顔を背けたAちゃんは耳まで赤かった
花「こいつが王子様とか無理すぎて笑うわ」と大笑いをしていたマッキーを無視して俺はAちゃんを王子様らしくお姫様抱っこをした
あ「え、え?!」
及「ここは王子様らしくお姫様抱っこされてよ」
「走るからちゃんとぎゅってしてね」と私に言うとそのまま私をお姫様抱っこで走り、ぶっちぎりで1位を獲得した
あ「も、もう…下ろしてもらってもいいですか」
皆が1位と書かれている旗が着いたポールの後ろで並んでいるの
に、及川さんが 「ちょっとこのお題書いた奴だれ!?もしこのお題Aちゃんが取ってなかったら他のやつにAちゃん借りられてたかもしれないんだよ?!ハードル高すぎんべ!去年の難易度以上に高いからね?!このお題!!及川さん、心臓いくつあっても足りなかったんだからね?!俺らの時何出す気なの?!ねぇ!!」 と文句を言っていた及川さんに係の人たちは困惑していた
どうしよう…めちゃくちゃ注目浴びられてるんだけど
岩「及川ァ!!!!!!」
そんな時、すごいスピードで走ってきた岩泉さんがそのまま勢いを落とすことなく及川さんの顔面を蹴飛ばしていたのをここにいた皆が見ていた
及「ぐへっ!ちょ、岩ちゃん?!」
岩「皆の迷惑になんだろうがァ!さっさと戻れや!フン川ぁ!!!」
岩泉さんの怒号により回収されていった及川さんは首根っこを持たれ引きずられていった
佐「何か…バレー部すごいね」
あ「あれ、いつもの事だから」
346人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年6月19日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー!ご指摘ありがとうございます!いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます! (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ・・・!。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もも | 作成日時:2022年6月18日 15時