166話 ページ19
一方、Aを見守っている及川はというと…
花「及川、」
及「なに、マッキー」
「あれ」と花巻がAの事を指さした
及「!」
花「お題何だったんだろーな」
2年の借り物競争をこの2人も見ていたらしく、とても困っているAを見て及川はそわそわしていたらしい
花「Aちゃんのお題が何なのか分かんない以上、お前が行っても意味ねーべ」
既にAの方へと走り出しそうとしていた及川に花巻が突っ込んだ
及「そんなこと言われなくても知ってるよ!」
花「お題、好きな人とかだったりな」
にやっと笑う花巻に及川が「なっ!ち、違うもん!絶対に違う!」といつも冷静なのに焦っている及川を見て楽しんでいた花巻であった
私side
走って紙を取ってお題をクリアしてゴールに走ればいいだけなのに…
あ「何このお題」
紙を開いて数分そこに立ち止まっていた
私が引いたお題にはこう書かれていた
"王子様"と。
あ「王子様っておとぎ話か!」
何この無茶苦茶なお題!?と、どうしようと焦っているとある人を思い浮かべた
"Aちゃん!"
あ「…」
"Aちゃんほんとかわいい"
あ「っ」
何でか分からないけど…思い浮かんだのが及川さんの顔だった
すると、ゴールで待っていたねねちゃんが「Aちゃーん!!大丈夫ー?!」と心配そうな顔で私を見ていた
ほかの人たちを見ると最後の走者だけあって皆のお題もかなり難題の様子だった
まだゴールは誰もしていない、あちこちで「誰か虫あみ持ってる人!」とか「誰かアイス持ってる人!」とか難易度が高いお題だった
でも、私の方がかなりハードルが高いお題だと思う。
あ「もう、どうにでもなれ!」
止まって考えてもその答えは見つからないから私はある人の所へと走っていった
花「あれ、A走ってったよ」
矢「誰か探してんだろ」
応援席で見ていた2人はAが走ったいた方向を見ていた
及川side
花「お、Aちゃんこっち来る」
俺は誰を選ぶのかを見たくなかったから見ないように後ろを向いていたらマッキーの言葉を聞いて前を向いた
及「!…Aちゃん?」
肩で息をしているAちゃんはお題が書いてある紙を握りしめて俺の目の前に立っていた
あ「はぁっ、はぁっ…お、いかわさん」
及「は、はい!」
何故かこれから起こることに期待をしてしまっている俺はわくわくしている
350人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年6月19日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー!ご指摘ありがとうございます!いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます! (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ・・・!。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もも | 作成日時:2022年6月18日 15時