165話 ページ18
及｢借り物競争で、いいお題を引けますように｣
毎年行われる借り物競争での恒例のお題は、ヒゲメガネとか、学校にあるホウキとか、ゴーグルとか、探すのにめちゃくちゃ時間がかかるものばかり
ってか、恥ずかしがり屋のAちゃんが昨日俺と長電話してる時、学校一緒に行きたいなんて言うから可愛すぎてベッドから転げ落ちたとかやばすぎでしょ
今年の優勝は赤組決定だね！
今年こそは面倒くさくないお題がいいと思っていた
そして、1年の借り物競争が終わり2年の借り物競争が始まろうとしていた時見知った女の子が入場門にいたので思わず俺はその子の所へと走った
及｢Aちゃん、借り物競争出るの？｣
俺の問いにポカンとしていたAちゃんはこの借り物競争の辛さをわかってない顔をしていた
及｢そっか｣
稀にお題で、好きな人とか、告白をしたい人とかなどいいのも入っている。だが、これをもし他の奴が引いてAちゃんを借り出そうとしていたら俺は…
そいつの代わりに俺が行くしかないかもと思った
だって、他の男と手を繋ぐAちゃんを見たくないし
そんな俺のどうでもいい悩みをブツブツと言っている間に借り物競争が始まるピストルの音が鳴る
〜借り物競争〜
私は一番最後だった。どんどんと走者が目の前の机に向かって走ってお題を見てそれを探していた
｢カブトムシってなんだよー！｣、｢パイナップルとか持ってるやついねーべや！｣などと叫んでいる人達がいて、難題すぎるお題を聞いてお先真っ暗だった
佐｢よし、行ってくるね！｣
あ｢うん、頑張って｣
私の前にいたねねちゃんがピストルの音と共に走り出した
お題を見たねねちゃんが嬉しそうな顔をしていた
佐｢お題が可愛いピンとか、今付けてるやつでいいよね！｣
ねねちゃんのお題は"可愛いピン"だった
何か自分の前の人のお題が簡単と分かったら何だか気が楽になった気がした
そして、ぶっちぎりの1位でゴールしたねねちゃんが喜んでいた姿が見えた
そして、私の番になりピストルの音と共に私も走り出し、目の前机にある紙を適当に取り中を見ると…
あ｢え、は？！｣
〜応援席〜
矢｢なぁ、何か望月テンパってね？｣
花｢大丈夫っしょ、Aなら｣
鈴｢なんか狼狽えてね？大丈夫かあいつ｣
応援席から見守っていた3人は心配そうに見守っていたらしい
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もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー！ご指摘ありがとうございます！いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます！ (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ･･･！。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年6月18日 15時
