71話 ページ22
花菜side
くそうざい及川さんと言い合いした私はスッキリして、先に教室を出てAを待ってたら
及「Aちゃんの手小さくて可愛い〜」
あ「私の手、小さいですか?」
及「うん!俺の手に収まって丁度いいくらいだよ!」
さり気なく指を絡めて教室を出てきた及川…クソ川さんに蹴りを入れたかったけどAの目が嬉しそうだったから邪魔なんてできる訳なかった
校舎を出ても手を繋いで歩くAと及川さんが一瞬、どこか懐かしくも感じた
前にもこんな光景を見たことあったななんて2人の後ろを歩きながら思い出に慕っていた
私がずっと黙って2人の後ろを歩いているからか、さっきからAがちらちらと私の方を見て気にしてくれる
その度に私はにこっと笑顔で笑うけど、Aは口パクでごめんと私に言っていた
花「…気づきたくなかったな」
2人には聞こえないように自分だけに聞こえるように言った
多分だけど、Aは及川さんが好き
確信は?とかそんな事聞かれたら分かんないけど2人をみてたらお互い好きなんだろうなって分かってしまう
本人は自覚なんて全くないんだろうと思うけど。
でも相手はあの及川さん…もしAと及川さんが付き合ったら多分学校中に広まってしまう。
及川さん狙いの女子は数え切れないほどいるから、付き合えたとしてもその後が怖かった
Aがまた、バレーに関わるマネージャーをやるって決めた時の顔はやる気に満ちてたって感じだった。
後は…及川さんの為なのかな
あ「花菜?」
ずっと考え込んで歩いてたからお店に着いていたことに気づかなかった私はAに呼ばれて我に返る
花「…あ、着いた?」
あ「花菜、具合悪い?」
私を心配そうにするAに笑って大丈夫だよってこたえると安心したA
及「Aちゃ〜ん!一緒にお店回ろ〜!」
Aに声をかけようとしたクソ川さんの服を引っ張ってそれを止めた
ビックリしたように及川さんが私の方を向いた
及「え、花菜ちゃん?」
花「勘違いしないで下さいね」
及「え、いや、何を?!」
及川さんAちゃんといちゃいちゃしたいんだけどと言っている及川さんの目をつつく
及「いっ、たぁ!何すんの!俺何かした?!何もしてないよね?!」
花「必殺目潰しです」
及「及川さん嫌いなのにも程があるよね?!」
私は及川さんに今1番聞いておきたい事を聞いた
花「及川さんってAのこと本気で好きなんですか?」
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時