ボクはキミをえらんだから…15（yu-ta）

裕太の裕太 ページ14

活動自粛の事


A考えこんちゃったけど、正直に言っとかないと、後んなって何で？って言われるもんな…


それとずっと好きでいて欲しいとか、可愛いこと言ってくれて…

俺がどんなんAのこと好きかとか、ホントわかってない！


Aは俺にとって特別なんだ

Aがいたから今の俺があんのに…



飯食べ終わってAが後片付けして風呂入るって言うから
久々に一緒に入る……



「最近ね、お腹の赤ちゃんの動きが活発で…あ、ほらｯ…」



湯船に浸かってそのお腹を見ると…




裕『うわｯ…何これ？エイリアンでもはいってんの？』



「またーﾌﾌﾌｯ…裕太君たら」



とか笑ってるけど
Aのお腹波打ってる

おっかなびっくり手を当てると




裕『ｳﾜﾜﾜｯ…』




ボコって蹴られたような…




裕『いつもこんななの？』




「えーそうだよ…今日は裕太君の声聴こえるから、いつも以上にはしゃいでるのかも…」



そんなもんなのか？

父親は俺なんだけど、なかなか実感無いってのが本音で


でもこうやって目の当たりにすると
やっぱ親になるんだなぁって思える



やっぱ一緒に暮らさなきゃ
わかんないことだらけだ



裕『A、やっぱり一緒に暮らそう』



戸惑う顔をするけど



裕『一緒に暮らして一緒に感じて…

そんで初めて親になってくのかなぁって思ってさ…』



「でも、仕事まだ辞めたくない」



裕『それなら俺、産休とるって言ったじゃん
学校の送迎するよ…』



俺の言葉を聞いてたAが




「そうだよね…私はお腹が大きくなるにつれて、母になる実感湧いてくるけど
裕太君は何も感じられないもんね


仕事続けることで迷惑かけるかもしれないけど、お願いします」



頭をペコんて下げるAを抱き寄せ



裕『俺、一家の主だもん
任せろよ…』



そうだよ
なんだってやりたい…






裕『………』



「裕太君？」



急に黙る俺に不安を感じたのか
Aが俺を見上げてくる



……お腹だけじゃない

そのお胸……かなりデカくなってるのは気のせいか？



つか、ホントどんだけやってない？

Aの妊娠わかってから
裕太の裕太も自粛してたから……



Aも俺の異変？感じとってくれちゃったみたい……

５時半に校門前→←キャラ変

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