異能力☻20 ページ21
中島「なっ…………!」
私も!!?
与謝野「云った傍から御出ましってワケだ……!」
中島「ど どうしましょう!?」
与謝野「1、大人しく捕まる2、疾駆する列車から乗客数十人と一緒に飛び降りて脱出3……」
「「連中をぶっ飛ばす?/ぶっ飛ばす!」」
与謝野「何しろ妾らは武装探偵社だからねぇ」
「おいッ!貴様ら武装探偵社なのか!?何とかしろっ!」
与謝野「おやおやでも探偵はロハじゃ動かないよ?」
「金なら幾らでも払う!爆弾を止めて儂を助けろ!」
与謝野「そいつは依頼かい?」
「そうだっ!」
与謝野「依頼じゃ仕方ないねェ」ニヤッ
「そ…それからもう一つ。その…××を××してくれるというのは本当か」ボソッ
変態になってる……やば
死ねばいいのに……
ゴンッ
与謝野「さて敦、A手分けして爆弾を解除するよ。私は前、アンタらは後部だ」
中島「もし敵がいたら?」
与謝野「ぶっ殺せ!」
中島「(爆弾を撤去できないとこの人達が死ぬ。出来るのか?僕に)」
中島「君!危ないよ!そっちには爆弾が……!」
『お前の任務は爆弾の死守だ』
A「敦君!!!」
中島「!?」ガッ
『邪魔者は殺せ 【夜叉白雪】』
鏡花「………………」
鏡花ちゃん……………………
結婚して!!!←は?
『敵の盡くを切り刻め 【夜叉白雪】』
中島「何故…君みたいな女の子が」
鏡花「私の名は鏡花。貴方と同じ孤児。好きなものは兎と豆腐、嫌いなものは犬と雷。マフィアに拾われて6ヶ月で35人殺した」
中島「…………!」
『爆弾を守れ 邪魔者は殺せ』
中島「35人殺し……!」
ドォッ
敦君、大丈夫?
中島「……………………」
中島「(此処で死ぬのか僕は?また僕の所為だ。僕と同じ電車に乗ったらそれだけの所為で…皆死ぬ)」
ー芥川「貴様は生きているだけで周囲の人間を損なうのだ」
ー院長「貴様は何故生きている?周囲に迷惑と不幸を振りまき、何一つ成し遂げぬ者が」
ー中島「僕は……」
ー院長「誰も救わぬ者に生きる価値などない」
中島「(その時 唐突に、ある発想が浮かんだ。莫迦げた発想だ。でも頭から離れない。もし万が一、僕が乗客を…彼らを無事に帰せたなら、そうしたら僕は…生きていても良いってことにならないだろうか?)」
鏡花「来ないで」
中島「もう無理だ」
53人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピーナッツさん太郎(プロフ) - らぁさん» ありがとうございます!!!(コメントありがとうございます!!) (2021年10月24日 0時) (レス) id: 289cd08894 (このIDを非表示/違反報告)
らぁ - めちゃくちゃ好きです!更新頑張ってくださいね (2021年10月22日 23時) (レス) @page20 id: 23f5aa4785 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ピーナッツさん太郎 x他1人 | 作成日時:2021年10月9日 20時