続き+作者から ページ22
シグマside
『……怖かったから』
ンダホ「あの男の人が?」
『いや、確かにあの人も怖かったけど……』
ザカオ「けど?」
『……警察沙汰になったら、UUUMにもみんなにも迷惑かけて、もしかして活動休止を余儀なくされたらどうしようって』
そう言ったら、ちょっと涙が出てきた。
『相手は一般人だし、何か手違いがあったら責められるのこっちだし、そうやって考えてたら怖くなって、どうしたらいいか…シルク「わかった。シグマ、ストップ」
一気に喋ったことで息切れし、カーペットにはポタポタと涙が落ちていた。
シルク「ごめんな、怖かっただろうに。もう大丈夫だからな」
そして私は、二十何年ぶりに声をあげて泣いた。
途中、隣に座ってたモトキが「大丈夫」と抱きしめてくれたので、それに甘えることにして胸を借りて泣いた。
ー後日ー
あの事件の後、どうやら泣き疲れて寝ちゃったらしい。
そして、メンバー全員泊まってくれて、起きるとそれぞれ床で雑魚寝してた。
あと、ザカオもダーマも、仕事があったはずなのに「心配だから」と言って、急遽午前休をもらったらしい。
一方、事件はと言うと……。
私が寝たあと、シルクが鎌田さんとバディさんに連絡してくれた。
「怪我がないなら良かった」ということで、これといったお咎めはなし。
んで犯人はというと、防犯カメラ・配達員に変装した時の荷物・ドアを無理やり開けようとしたことによって傷付いたチェーン。
そして、あれだけ騒いだのだから、お隣さんの証言もある。
十分すぎる証拠により逮捕された。
数日後、ようやく落ち着いた時に、ちゃんとウオタミさんに報告しようってことで、動画を撮って発表した。
さらに1年後の2018年、今の家に引っ越した。
けど、あの出来事がトラウマとして残ったのには変わりない。
もう無いだろうけど、あんな景色はもう見たくない。
ー ー ー ー ー
こんにちは。最近、一気に閲覧数が増えてびっくりしてる作者です。
このお話を読んで「お隣さんが警察呼べば良かったのでは?」って思った方がいると思います。
実はちょっとした設定があって、
お隣さんは大学生の女の子で、夢主がYouTuberであることをしっかり理解していました。
んで事件が起こった時、お隣さんも警察を呼ぼうとしたのですが、夢主と同じことを思って呼ぶのをやめたって設定が(実は)あります。
本編で書くタイミングを失ったのでここで書かせて頂きました。すみません。
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まろん(プロフ) - 辛いですよね…私は最推しなので、めっちゃ辛いです…落ち着いたら是非続き書いて頂きたいです!更新頑張ってください!お互い更新頑張りましょう! (2020年10月17日 19時) (レス) id: af0f32c11e (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 書いて欲しいです! (2020年2月13日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - れいかさん» 大丈夫ですよ!あと、作者はマサイ推しです! (2020年1月31日 0時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
れいか - リクエストしてもいいですか? (2020年1月30日 18時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 私はぺけたん推しです。作者は誰推しですか? (2020年1月20日 12時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澄葉夜 | 作成日時:2019年11月26日 17時