検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:35,757 hit

続き+作者から ページ22

シグマside

『……怖かったから』

ンダホ「あの男の人が?」

『いや、確かにあの人も怖かったけど……』

ザカオ「けど?」

『……警察沙汰になったら、UUUMにもみんなにも迷惑かけて、もしかして活動休止を余儀なくされたらどうしようって』


そう言ったら、ちょっと涙が出てきた。


『相手は一般人だし、何か手違いがあったら責められるのこっちだし、そうやって考えてたら怖くなって、どうしたらいいか…シルク「わかった。シグマ、ストップ」


一気に喋ったことで息切れし、カーペットにはポタポタと涙が落ちていた。


シルク「ごめんな、怖かっただろうに。もう大丈夫だからな」


そして私は、二十何年ぶりに声をあげて泣いた。

途中、隣に座ってたモトキが「大丈夫」と抱きしめてくれたので、それに甘えることにして胸を借りて泣いた。


ー後日ー

あの事件の後、どうやら泣き疲れて寝ちゃったらしい。

そして、メンバー全員泊まってくれて、起きるとそれぞれ床で雑魚寝してた。

あと、ザカオもダーマも、仕事があったはずなのに「心配だから」と言って、急遽午前休をもらったらしい。


一方、事件はと言うと……。

私が寝たあと、シルクが鎌田さんとバディさんに連絡してくれた。
「怪我がないなら良かった」ということで、これといったお咎めはなし。

んで犯人はというと、防犯カメラ・配達員に変装した時の荷物・ドアを無理やり開けようとしたことによって傷付いたチェーン。
そして、あれだけ騒いだのだから、お隣さんの証言もある。


十分すぎる証拠により逮捕された。


数日後、ようやく落ち着いた時に、ちゃんとウオタミさんに報告しようってことで、動画を撮って発表した。


さらに1年後の2018年、今の家に引っ越した。


けど、あの出来事がトラウマとして残ったのには変わりない。


もう無いだろうけど、あんな景色はもう見たくない。


ー ー ー ー ー

こんにちは。最近、一気に閲覧数が増えてびっくりしてる作者です。

このお話を読んで「お隣さんが警察呼べば良かったのでは?」って思った方がいると思います。

実はちょっとした設定があって、
お隣さんは大学生の女の子で、夢主がYouTuberであることをしっかり理解していました。

んで事件が起こった時、お隣さんも警察を呼ぼうとしたのですが、夢主と同じことを思って呼ぶのをやめたって設定が(実は)あります。

本編で書くタイミングを失ったのでここで書かせて頂きました。すみません。

またまた作者から→←続き



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
80人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まろん(プロフ) - 辛いですよね…私は最推しなので、めっちゃ辛いです…落ち着いたら是非続き書いて頂きたいです!更新頑張ってください!お互い更新頑張りましょう! (2020年10月17日 19時) (レス) id: af0f32c11e (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 書いて欲しいです! (2020年2月13日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - れいかさん» 大丈夫ですよ!あと、作者はマサイ推しです! (2020年1月31日 0時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
れいか - リクエストしてもいいですか? (2020年1月30日 18時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 私はぺけたん推しです。作者は誰推しですか? (2020年1月20日 12時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:澄葉夜 | 作成日時:2019年11月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。