続き ページ21
シグマside
『シルク……？モトキ……？』
玄関の方で、男性と2人が揉めてる音が聞こえる。
そしてそれに加わるように、次から次へとメンバーの声が増えてくる。
『みんな……？』
何を言っているのか聞き取れない。
すると、音がピタリと止んだ。
マサイ「シグマ！」
ぺけ「大丈夫！？」
マサイとぺけが呼んでる。
私は恐怖を忘れて、玄関を開けに行った。
今度は、ちゃんとチェーンも外して。
そして勢いよく開けると、誰かにいきなり抱きつかれ、目の前が真っ暗になった。
だけど、この匂いとやたら細い体は覚えがある。
『ぺけ……』
ぺけ「シグマ、遅くなってごめんね！」ｷﾞｭｰｯ
マサイ「大丈夫か？怪我してないか？」
『マサイ……』
マサイが心配そうに顔を覗き込んでくる。
けど、私が無事ってわかると、少し微笑んで頭を撫でてくれた。
すると、反対側から「ゔぅっ」とうめき声が聞こえた。
モゾモゾ動いて見てみると、男性がシルク・モトキ・ザカオに取り押さえられてる。
そこから少し離れたところで、電話してるダーマ(たぶん警察に通報してる)と、ダホが廊下の角から走って来た。
(←メンバーを先に車から下ろして、近くのパーキングに停めてきた)
男性「あ！シグマちゃん、やっと出てきたねぇ！？」
顔を上げた男性が、不気味なくらい笑って話しかけてくる。
ゾワッと鳥肌……いや、拒否反応が出て、すぐさま反対側を向いた。
シルク「マサイ、ぺけ、あとンダホ。シグマ連れて中入ってろ。警察来たら呼ぶから」
マサイ「おう」
ぺけ「わかった。行こ？シグマ」
ぺけに連れられて、部屋の中に入った。
ー数分後ー
あの後、警察が到着して簡単な事情聴取をした。
けど、もう夜も遅いってことで、詳しい話は明日ってなり、男性の身柄だけ確保してもらった。
それで今は、マサイに淹れてもらったカフェオレで一息つき、若干だけど落ち着いてきた。
シルク「もう大丈夫か？」
『ん……なんとか。ありがと、来てくれて』
シルク「そりゃー、大切な友達ですから？」
『そっか』と言って、もう一口飲む。
……あ、今のでカフェオレ無くなった。
ダーマ「なぁ、シグマ。お前、なんで警察を呼ばなかったんだ？」
ダーマが、(たぶん)メンバー全員が気になってることを質問してきた。
私はコップをテーブルに置いて、ポツポツと話し始めた。
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まろん(プロフ) - 辛いですよね…私は最推しなので、めっちゃ辛いです…落ち着いたら是非続き書いて頂きたいです！更新頑張ってください！お互い更新頑張りましょう！ (2020年10月17日 19時) (
レス) id: af0f32c11e (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 書いて欲しいです！ (2020年2月13日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - れいかさん» 大丈夫ですよ！あと、作者はマサイ推しです！ (2020年1月31日 0時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
れいか - リクエストしてもいいですか？ (2020年1月30日 18時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 私はぺけたん推しです。作者は誰推しですか？ (2020年1月20日 12時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄葉夜 | 作成日時：2019年11月26日 17時
