[ハイキュー]同級生程……[松川一静]

同級生程、面倒なモノはないと思う ページ2

Side Matukawa



｢おーい、銀城ー！｣



『ひぃ！！な、何ですか……！』


クラスの男子が彼女の名前を呼ぶ。それだけで怯え出す彼女



そして



『ま、松川くん……！！！』


潤んだ瞳で俺に助けを求める



｢はいはい、全く……｣


此奴は俺の同級生、銀城A。男が苦手でスグ俺を呼ぶ。




え？何で俺はいけるかって？こう見えてもハジメは俺にもあんなだった




中学からアイツとは一緒でまぁ、中学3年間はあんな感じに怯えられたわ。



高校入ってからやっと馴染めるようになった。な？俺も苦労してるだろ？



『松川くん！！は、早く…！！』



｢へーへー｣



そして此奴の隣に立つとやっと安心したのか安堵の表情を浮かべる



｢……銀城って松川の彼女な訳｣


そう、この一連を見ると恋人だと何時も言われる、が



『ちちちちち違いますううう！！恋人だなんて滅相もないですよ！』



と、全力で否定。この俺でも案外傷つく…



｢まぁ、そーいう訳だ。｣



と言い、軽く流す



男子は要件を伝えるとスグ何処かへ行った



｢全く……｣





同級生程、面倒なモノはない

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