８ぴきめ ページ10
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昨日はあれから、30分後ぐらいに雨は止んだ。
まぁ、一緒に帰ったなんてことは無いんだけど。
浦田くん、風邪引いたりしてないかな。
大丈夫かな。
ぼんやりと考えながら登校する午前8時。
昨日とは対照的な良い天気で、アスファルトは太陽の光を受けていた。
「Aちゃん、おはよう！」
後ろから肩を叩かれ、振り向くとそこには涼太くん。
朝から会うなんて、どういうこと！？
・
「お、おはよう！！」
「おはよ、暑いね〜」
そう言って横に並び、制服をパタパタと手で動かしていた。
「あ、そういえば昨日、大丈夫だった？」
「え？」
「渉に、何も言われなかった？」
そういえば、昨日浦田くんの話をしていたのを本人に聞かれちゃったんだっけ。
でもその後、ちゃんと話したから...。
「全然。大丈夫だったよ！」
「そっか〜」
よかった〜と言って、落ち着いた笑顔を見せた。
・
「あ、涼太〜〜！！」
「彼女か〜？」
少し遠くから聞こえる男の子達の声。
サッカーのバックを持っていたから、恐らく部活の仲間だろう。
「ちげーよ！Aちゃん、俺行くね！また後でね〜！」
そう言うと、走って友達の所へ向かっていった。
友達とはしゃいでいる姿が、なんだか微笑ましい。
にしても、あの爽やかさは何処から来るんだろう、なんて思ったりした。
────
学校に着き教室に入ると、マスクをつけた浦田くんの姿が見えた。
「...え。う、浦田くん、風邪？大丈夫？」
恐らく昨日の雨で体が冷え、風邪をひいたのだろう。
浦田くんはチラッとこちらを見ると、視線を逸らした。
「...なんともない」
しかし、その後ゲホッ、ゴホッ、と怪しい咳をしたので、まぁ察した。
本当に、何であんなにびしょ濡れにだったんだろう...。
「無理、しないでね」
「.....。」
いつもの鋭い目つきが、少しトロンとしている。
顔も少し赤いし、きっと熱があるだろう。
...無理して、学校来なくてもよかったのに。
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みう - on…登場人物と私の名前が同じぃ…w (2019年1月5日 0時) (
レス) id: 3a7b075e71 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - めいさん» コメントありがとうございます！！<(_ _*)>少しリアルが忙しく、更新が出来ていませんでした！申し訳ないです．．．！！また愛読していただければ嬉しいです！！ありがとうございます！！！( ; _ ; ) (2019年1月2日 15時) (レス) id: 58efbb325b (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - miimiさん» コメントありがとうございます！！<(_ _*)>本当に中途半端な作品ですよね...申し訳ないです。応援ありがとうございます！！次は頑張って書きます！ (2019年1月2日 15時) (レス) id: 58efbb325b (このIDを非表示/違反報告)
めい - もう更新してくれないのかな？って思ってたけど、やっと続きが見れて嬉しかったです！！うらたんのお話書いてくれてありがとうございました！！ 新しい作品も読みに行きますね！！ (2018年12月27日 15時) (レス) id: 253b252723 (このIDを非表示/違反報告)
miimi(プロフ) - すごく良かったです！けど…、続きも見たいような気がしちゃう自分もいて…笑 次の作品も頑張ってください！ (2018年12月25日 13時) (レス) id: 0e1db8311b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2018年9月8日 9時
