2ひきめ ページ4
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「.....。」
「.....。」
席を移動させ、早2時間。
未だに浦田くんとの会話は無かった。
ずっとどこかに焦点を合わせている彼は、何を考えているのかよく分からなかった。
「あ、あのさ、夏なのにパーカー着て、暑くないの?」
恐る恐る聞いてみると、見下すような目で私を見た。
「...別に。」
あ、愛想なさ過ぎじゃない!?
もっと別の言い方、無かったの?
...そんな事考えても、仕方ないか。
どうやって打ち解ければいいんだろう。
そういえば、どんなに静かな人でも、褒められると喜ぶのは一緒。と何かの雑誌に書いてあったのを思い出す。
・
「そのピアス、かっこいいよね〜どこで買ったの?」
「あ?」
また、睨まれた。
ヒッと喉が鳴る。
浦田くんは自分のピアスを触り、少し俯いた。
そして、何か言いにくそうに口をモゴモゴさせる。
「こ、れは...」
「う、うん」
特別な何かでもあるのか、と思いドキドキしながらも相槌を打つ。
・
「か、母さんが作ってくれた」
「えっ」
あまりの驚きに咄嗟に声がでたので、口を塞ぐ。
浦田くんは恥ずかしそうにそっぽを向いた。
「...それにこれ、ピアスじゃない」
イヤリングだから、と言って耳からそれを外す。
なんだか、宝石みたいな色だった。
・
「綺麗だね、コレ」
「おう」
あ、ちょっと笑った。
案外、いい人なのかも。
やっていけそうだなぁと、窓の外にいる小鳥を見つめる。
浦田くんはイヤリングをつけ直して、スマホを取り出し電源をつけた。
・
「あ、連絡先交換しておく...?」
「いらない」
「そ、そっか。」
無愛想でちょっぴり怖いのは、まだ私の中のイメージとして残っているけれど。
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みう - on…登場人物と私の名前が同じぃ…w (2019年1月5日 0時) (レス) id: 3a7b075e71 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - めいさん» コメントありがとうございます!!<(_ _*)>少しリアルが忙しく、更新が出来ていませんでした!申し訳ないです...!!また愛読していただければ嬉しいです!!ありがとうございます!!!( ; _ ; ) (2019年1月2日 15時) (レス) id: 58efbb325b (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - miimiさん» コメントありがとうございます!!<(_ _*)>本当に中途半端な作品ですよね...申し訳ないです。応援ありがとうございます!!次は頑張って書きます! (2019年1月2日 15時) (レス) id: 58efbb325b (このIDを非表示/違反報告)
めい - もう更新してくれないのかな?って思ってたけど、やっと続きが見れて嬉しかったです!!うらたんのお話書いてくれてありがとうございました!! 新しい作品も読みに行きますね!! (2018年12月27日 15時) (レス) id: 253b252723 (このIDを非表示/違反報告)
miimi(プロフ) - すごく良かったです!けど…、続きも見たいような気がしちゃう自分もいて…笑 次の作品も頑張ってください! (2018年12月25日 13時) (レス) id: 0e1db8311b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲良 | 作成日時:2018年9月8日 9時