20ぴきめ ページ23
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「はぁあ...疲れた...」
宿泊研修って、楽しいものじゃ無かったっけ?
朝から色んな所で動き回り、ろくに休憩も取ってもらえなかった。
ベットにダイブし、ケータイを見つめる。
.....それに、浦田くんと全然話せてないし。
連絡先交換しただけで喜んでた自分がバカみたい。
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「いや〜マッジで疲れたね!」
「ホントだよ〜もうすぐ寝ちゃいそう」
美羽も隣のベットに寝転がり、枕に顔を埋めた。
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ふいに、ピロリン♪と可愛らしい通知音が鳴る。
誰からだろう...と思いスマホを開く。
そこには「浦田渉」という文字。
.......は?!
驚きのあまりベットから飛び上がる。
「え!!??」
「びっくりした!どうしたの?」
「い、いや...浦田くんからメールが来て...」
そう言うと、美羽は「なんだ、それだけか〜」とつまらなさそうにまた枕に顔を埋めた。
.....でも、私からしたらものすごい出来事で。
まさか、メールが来るなんて思ってもいないし。
どんな内容だろ...。
『いま、暇?』
たったそれだけの短い文章だった。
でも、なんでそんな事聞くんだろう。
何故か心臓がドキドキしていた。
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『ひまだよ』
それだけ打って、送信する。
すると、すぐに電話がかかってきた。
.....えっえっえっ!?
なんで電話がかかってくるの!?
心の準備が...。
焦りながらも「応答」のボタンを押し、ゆっくりと耳にスマホを近づける。
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「...もしもし?」
『もしもし、急にごめん』
浦田くんの、声だ...。
当たり前なんだけど、なんだか変な気持ちになる。
『あのさ...』
「う、うん.....。」
この先言われる言葉に何故か期待を抱いてしまっている。
ドク、ドク、ドクと心臓が脈打つ。
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『同室のヤツら、いびきうるさいから助けて』
.........はい?
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本当に更新していなくてごめんなさい。
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みう - on…登場人物と私の名前が同じぃ…w (2019年1月5日 0時) (レス) id: 3a7b075e71 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - めいさん» コメントありがとうございます!!<(_ _*)>少しリアルが忙しく、更新が出来ていませんでした!申し訳ないです...!!また愛読していただければ嬉しいです!!ありがとうございます!!!( ; _ ; ) (2019年1月2日 15時) (レス) id: 58efbb325b (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - miimiさん» コメントありがとうございます!!<(_ _*)>本当に中途半端な作品ですよね...申し訳ないです。応援ありがとうございます!!次は頑張って書きます! (2019年1月2日 15時) (レス) id: 58efbb325b (このIDを非表示/違反報告)
めい - もう更新してくれないのかな?って思ってたけど、やっと続きが見れて嬉しかったです!!うらたんのお話書いてくれてありがとうございました!! 新しい作品も読みに行きますね!! (2018年12月27日 15時) (レス) id: 253b252723 (このIDを非表示/違反報告)
miimi(プロフ) - すごく良かったです!けど…、続きも見たいような気がしちゃう自分もいて…笑 次の作品も頑張ってください! (2018年12月25日 13時) (レス) id: 0e1db8311b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲良 | 作成日時:2018年9月8日 9時