【wrwrd！】血を吸う彼らと彷徨う亡者 (ページ12)

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10 [赤萩さらさ] ページ12

Tn｢もう少しで着きます｣

Sr｢了解です！｣

Tn｢ゾムはもうついとるかな。｣

Sr｢？いまなんて言いました？｣

Tn｢いえ、なんでもないです！五月蝿い奴等が二人いますけどおきになさらず。
　後、さらささんと同じような方が、女性と男性が一人づつ泊まることになっています。
　仲良くしてあげてくださいね。｣

Sr｢わかりました｣

どんな人達なんやろ？気になるわぁ～

仲良くなれたらええねんけどなぁ。同い年くらいか？

Tn｢着きましたよ！｣

ここがトントンさんの..家？

ルームシェアしてるからだろうか、家は屋敷のようだった。

赤、青、緑のライトが屋敷を照らしている。

辺りは妙に薄暗く、不気味な雰囲気だ。

Sr｢おっきいですね～。俺の家より大分広いのぉ～｣

Tn｢ふふっ、それでは入りましょうか。｣

ｶﾞﾁｬｯ

家は、青、緑、赤のカラーが特徴的の内装だった。

Tn｢おぉ～ゾムやっぱかえっとったんやな。｣

Zm｢おん。｣

ゾムと言われた人に後ろには身長が低い男の子がいた。

中学生くらいだろうか。

これが今日泊まるって言ってた男性の方かな

？｢こんばんは。｣

Sr｢こんばんは～！よろしゅうな！｣

？｢はい、よろしくお願いします。｣

ん～...微妙なとこやな

あんまりきっちりしたやつ苦手やわ。

Tn｢おいゾム、大先生は？｣

Zm｢まだみたいやな。あいつガバッとるな。｣

Tn｢せやな。ガバッとるな。｣

大先生って言う人はいじられキャラなんやろな。

ゾムと言われた人は少し俺を睨んでいる。

Zm｢お前男なん。｣

Sr｢れっきとした女ですがなにか。｣

俺も少し睨み返す。

ゾムは直ぐにトントンさんに視線を戻す。

なんかあの人怖いな。

　