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また、同じ夢を見ていた ページ16

鈴『ナオミちゃァァん…もう許してくださいまし…』←話し方写った
ナ「何を仰いますの!!!あと2着ですの!頑張ってくださいまし!」
鈴『あ“あ“あ”あ”ぁぁ!!!』

地獄かな?地獄だわ。ポトマの時の「姐さんふぁんしょんしょー」もこんなに際どく無かったよ。でもね、鏡花が何気に楽しそうにしてんの。まあ何時も着物だからな。

ナ「鏡花ちゃんはこのメイド服!鈴花さんはこのチャイナ服を着るですわ!」

嗚呼、鏡花が更衣室に押し込まれていく…
じゃなくて!

鈴『え“!?これ結構布少ないよ…?』
ナ「それがどうかしまして?」
鈴『「(裏声)どうかしまして?」じゃ無いよ!ナオミちゃんは妾に何を求めてるの?!』
ナ「……コスプレ…?」
鈴『他にないの?!』
ナ「コスプレ…?」
鈴『聞いた妾が馬鹿だったよごめんね!?』
ナ「何故謝るんですの?!」

まあまあこんななかなかハイテンションな感じで押し問答してる。

鈴『や〜だ〜の!此のチャイナ服、ギリギリ迄スリット入ってるじゃない!後なんで胸こんなに空いてんの?!』
ナ「コスプレ用だからですわぁ!」

ゔゔ…と妾が渋ってると
シュルッッ
と帯を取られてしまったので仕方無く着ようと思う。妾も更衣室へと入る。

鈴『ん゙〜でもな…』

何回みてもスリットの長さは変わらないし胸の部分も変わらない。
そ、そうだ!き、着てみたらそんなに際どく無いかも知れないし!?と自分を励ましながら着物を脱ぐ。

数分後…

う〜ん…着替えては見たものの…このまま出ていくのは一寸勇気がいるの言いますか…

ナ「できましたの〜?」
鈴『ん〜…終わったケド〜…』

そう言った瞬間更衣室のカーテンが開けられる。

鈴『ちょ!まだ心の準備って奴がさ!』

足が太い妾が着てるんだ、似合わないに決まってる!
そう思ってたんだけど…

ナ「わぁ!似合ってますわ!」

皆さんの反応は意外でした。

鏡「可愛い…」
与「似合ってるじゃないか。」
国「又くだらん事して…」
賢「わぁ〜!綺麗ですよ!」
などなど。

えーと、褒めてくれる人が、与謝野さん、鏡花、賢治君で、興味無さそうにしてるのが乱歩さんと国木田さん。国木田さんの顔が心なしか赤い気がするのは気の所為だろう。赤面無言組が谷崎さんと。…〜そんなに似合わないですか!谷崎さん!此方見ずに鏡花の写真撮りまくってんのは流石に泣くぞ?!

乱「んじゃ!僕ねるねるねるねる買ってくるから!」

乱歩さんがドアをガチャっと開ける。それと入れ替わりに浮かない顔した人虎が入ってくる。

敦「…ゑ…?」

夜のばけもの→←時給三百円の死神



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 泉鏡花 , 最初だけ原作沿い   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:青鯖ぷりん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年5月4日 15時

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