クスノキの番人 ページ2
誰かが泣いてる。声を上げて目を見開き、立ち尽くして呆然と。あの誰かは....誰?
−♪−♯−♡−♬−♧−♬−♡−♯−♪−
目の前に扉が有る。……何しにきたんだっけ?あたりを見渡す。すると不安そうにこちらを見上げる我が麗しき妹、鏡花と目が合う。 ........あ、思い出した!尾崎幹部に仕事内容の相談に来たんだ。
鏡「姉さん、やっぱり殺しは嫌って言うの辞めない?」
鈴『大丈夫、鏡花が言わないなら妾が言うわ.........!』
コンコンコン
鈴『失礼します。』
鏡花の手を取り部屋に入る。
紅「おぉ、鏡花に鈴花かの、どうしたんじゃ?」
少しの間、鏡花と目配せする。
鈴『尾崎幹部、有ることを相談しにきたのです。』
紅「何じゃ?何でも云ってみるとよい。」
鈴『はい....』
鈴『妾達、もう殺s....』
すると妾の言葉を遮り鏡花が叫んだ。
鏡「私達、もう殺しの仕事は嫌ァ....!これ以上一人だって殺したくないッッッ....!!!!!!」
鏡花は余り感情を表に出すタイプでは無いから妾と尾崎幹部は少し目を見張る。でもそれは一瞬の事で尾崎幹部はすぐ何時もの艶やかな笑みに戻る。
紅「どうしたのじゃ、其方は闇の華。殺しをしてこそ生きる意味を得る。夜叉白雪は殺戮の異能じゃからのぅ」
鏡「でも....!!!!!!」
鈴『鏡花、一旦退こう。』
すると鏡花は渋々、という感じで頷いた。
鈴『尾崎幹部、妾達はまた来ます。仕事内容の変更は検討お願いします。....では....。』
妾達は部屋を出る。
ガチャ
『「ふーっ」』
何だか緊張の糸が切れたみたいで息を吐いてしまう。
鈴『取りあえず、帰ろっか?』←どこに帰るんだろうね by作者
鏡「....うん...」
しばらく歩いていると、黒服から
黒1「鈴花様、鏡花様、首領がお呼びです。」
黒2「今すぐ最上階へ!」
鈴『アッはい、、、』
ヤベェ、反射的に頷いちまった....!!!!!!鏡花と視線を合わせる。鏡花は顔が真っ青だ。................妾達何か褒められることしたっけ?←クソポジティブ
『「私達(妾達)何かやったっけ....?!」』
西の魔女が死んだ→←設定ってさ、かなりの個人情報書いてあるよね。
11人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ