【銀魂】晋助の彼女さん。【高杉晋助】

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そして…





松「それにあの子はちょっと特殊ですから…
生きるために生き残る為に強くならざる追えなかった子です。」



晋「アレもあんたが拾ったのか？ちなみにこいつも。」



『此奴じゃない！Aって言うの！坂田A！』





と、言ってきた。



A…か。






松「ー私が拾ったのか、私が拾われたのか…
今じゃよくわかりません^ ^」





いや、どういう事だよ…





晋「ウジも素性も知らないガキを集めて手習いなど、剣だの教えてどうなる。
あんな連中が侍になれるとでも？」



松「さぁ、どうなるでしょう。私も楽しみです。」



『私も！！』



晋「いや、こっちが聞いてんだよ。 」





すると松陽は立ち上がり、





松「私も聞きたいのです。侍って何ですか？ 教えてもらえます？」






俺を振り返って言う。



こいつ…





晋「侍じゃねェのかよ！」



松「さぁ…？
少なくとも君が思うような侍ではない。」






ん"…






松「君は侍になるためは資格でもいると？
守るお家が無ければ、尽くす主君がいなければ
侍はなれないと思っているんですか？」



晋「…」



松「私はそうは思いません。
武士道とは弱き己を律し、強き己に近づこうとする律し。
自分なりの美意識にしょうじんする侍。その志刺しをさすのです。」






だから、何だよ…





松「だから勉学に励み少しでも真っ当な人間になろうとする彼らも、
少しでも強くなりたいとこんなところに道場破りに来た君も、
私にとっては立派な侍なのです。」






こいつが言ってる事が何故か否定できねェ






松「 例えウジも知らなくても、
例え守る諸君も戦う剣を持たなくとも
それぞれの武士道を胸に掲げ、それぞれの侍になる事は出来る。
そんな人達多く見届けるのは…
そう、私が掲げた武士道なのかもしれ無いです。」







そして松陽は俺の方に振り返り…







松「君も道に迷ってここにたどり着いたのでしょう？私もそうです。
今だに迷っている。
それでいい。悩んで、迷って君は君の思う侍になればいい。」







と、言った。



自分が思う侍…か。






・









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