【文スト】解体好き少女の日常的物語【梶井基次郎】

~5~座右の銘~ ページ8

〜超推理について説明中〜


A「ヘェ!すごいんだネ!乱歩サンの能力」


江戸川「そう思うでしょ?」


ボクも昔ちゃんと医者をやってた時ハ同じことを言われたナ。


看護師《そんな力があるなら私たちなんて用済みじゃない!!!》


まさにそのとおりダネ。


おっと。今度は刑事サンがキレそうだ。


太宰「まあまあ刑事さん落ち着いて。乱歩さんは終始こんな感じですから。」


江戸川「うん!僕の座右の銘は『僕がよければすべてよし』だからな!!」


敦「(座右の銘を聞いてこんなに納得したの初めてだ)」【座右の銘】『生きているならいいじゃない』

太宰「ﾌｩ」【座右の銘】『清く明るく元気な自 殺』

A「乱歩さんらしいネ」【座右の銘】『美しき瞳は心を映す』


箕浦「そこまで言うのなら見せてもらおうか。その能力とやらを。」

江戸川「それは依頼かな?」

箕浦「失敗して大恥を依頼だ!」


おぉ、やっと見れるんだネ!


でも多分乱歩サンの推理は失敗しない。

きっと乱歩サンは、 彼が発言する前にもう、事件の真相が見えていたのかもしれない。

死体解剖するまでもなさそうだし、黙って乱歩サンの推理を聞いていよう。









A「イヤハヤ、お見事でしたナ、名探偵乱歩さん。

異能力についてはいろいろ聞いていたけド、すごいんダネ」


江戸川「でっしょー!なのにあの人、時間かけさせるから全く、
ま、僕の能力を認めたからいいとするよ」


この異能力は何でも推理されちゃうから、迂闊に変なことはできないネ。


prrrrrprrrrr


この可愛げのない通知音...

A「おっとっと、びっくりしタヨ。
私の携帯だ」


誰からだロ


『檸檬馬鹿』

ﾋﾟｯ
A「もしもし?」


梶井{あ、やっと出た。
今どこ?}


A「もうちょっとで隣町の駅。
もうすぐ帰るヨ」


どうしたんだロ?
滅多なことがない限り実験とかに夢中でボクに全然かまってくれないの二。


梶井{僕も今から帰るよ。任務近くだったら迎えに行ったのに}

A「フフ、じゃあもう電車乗るカラ、また後でネ」


ﾋﾟｯ


太宰「彼氏さんかい?」


A「彼氏じゃないヨ、ボクの旦那サマ」


敦「!?
あ、いや、法律的には大丈夫なのか...」


まァたこの子は失礼なことを考えたナ!


A「一応結婚はしているのダヨ!


ここ数日あってないけド...」


実験(任務)ばっかしてるアイツが悪いンだからネ!

ボクは悪くないモン


たまには甘えたい自分がいるのは...誰にも言わナイ


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