【文スト】解体好き少女の日常的物語【梶井基次郎】

~11~真っ黒い笑顔~ ページ15

ｽﾞｽﾞｰ←


まったりと勝負を見ている間に、いろいろあったようでネ。


泉鏡花ちゃんが爆弾のありかを教えてくれて、敦少年がボタンを押しちゃったところダヨ


基次郎はボコボコにされちゃったミタイ。
ドンマイ!!(キラ☆


泉「私は鏡花、35人殺 した

もうこれ以上、一人だって殺 したくない!!」


ﾌｯ


！？

A「ちょｯ」

爆弾を持ったまま飛び降りたら...!

ﾌﾞｫﾝ

...え?

敦「うおおおおおおお!!!」


A「敦少年!!」

鏡花チャンを追って敦少年も行ってしまった。
でもこのままじゃ二人とも死 んでしまう!!


ｯあんまり使いたくないんだけド!!

見殺 しになんてできないダロ?


A「異能力、《桜季桃源郷》」

間に合え!

ﾋﾞｭｵｵｵｵｵ






ﾄﾞｫﾝｯ



ｻﾞﾊﾟｧ


爆破の寸前で爆弾とあの2人を離すことが出来た

無事に水に落ちたようでよかった...


ﾌﾗｯ


ｯ先頭車両へ早く行かなきゃ...

誰これ構わず抱きついてしまう...




与謝野「A!!敦たちは!?」


A「無事ダヨ。

晶子...ごめん。ちょっと離れてて。」


与謝野「...わかったよ」


ﾀｯﾀｯﾀ


よかった...行ってくれた


この扉の先...





ｶﾞﾗｯ


梶井「え!?A!?
(ヤバイヤバイどうしよう気づかなかったって言ったら怒るかな!?怒った時のAは大変だけど大丈夫かな!?)」


やっぱりいた。


A「基次郎(ﾆｺｯ」

梶井「なに?(良かった怒ってない...)」


...ボクが怒ってないとでも思ってる??


A「よくもボクを巻き込もうとしてくれたね(黒笑」


梶井「(前言撤回、キレてる
しかも結構やばい感じに)」


今説教してやりたいケド頭がﾎﾞｰｯとしてきた...


A「後でたっぷり言い訳を聞いてあげるから今はここから出よう?
捕まっちゃったらダメだからネ」


梶井「...(異能力使っちゃったか...)
そうだね。

ほら、おいでよ、家までちゃんと送るから。
今は寝てていいよ」


こっちは怒ってるっていうのに、基次郎は甘やかす。


デモ、異能力を使っちゃったから抱きついてしまいたくて
結局甘えてしまう。


ｷﾞｭｳ


抱きしめてくれた時の基次郎の優しい目が好き。
真っ直ぐボクを見てくれる目が大好き







そこから家までの記憶がないから結局寝てしまったのだろう。
文句をたくさん言ってやろうって思ってたのに...

あ!言い訳はちゃんと聞いたけどネ!


ほんとに気づいてないだけだったシ、珍しく必死に謝って来たからね。許したヨ


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