【名探偵コナン】ケセラセラ

2話　馬鹿じゃん ページ3

ガチャ


「えっ。」

『えっ。』

え？まってなんで、

「えっ!?なんで君まだここにいるの!?」

なんであなたが

「おい!!住民全員避難させたんじゃないのか!!」

周りにいた防護服を来た人たちに叫ぶ彼

唯一防護服を着ていない彼は

萩「君！今すぐここから出るんだ！」

私が憧れた人達の一人


萩原研二＿。


萩「聞いてる!?今ここには爆弾があるんだ!!危ないからっ」

そして

『危ないのになんで防護服来てないんですかお巡りさん。』

本当に馬鹿野郎だ。

萩「ぅえ!?えっとそれは！ってそれより君を」

『馬鹿ですか？馬鹿ですね、なんだ馬鹿じゃん』

萩「え、え、ご、ごめんなさい」

馬鹿を連発する女子中学生に怯む彼

『機動隊爆発物処理班は規定に基づき、爆発物の確保及び解体する際は防護服を着用することを原則とする。』

萩･機「「！！？」」

萩「き、君は」

『いいから早く着てください。そしたら私も避難します。』

その言葉を聞いて渋々防護服を着用する

萩「はい！着たよ！避難しよ！」

防護服を見せるように手を広げ
見せてくる

『まぁそれ当たり前なんですけどね。爆弾解体したんですか？』

私が名探偵コナンの世界にトリップしてるのなら。
これから起きる事がわかる。
そろそろ…

萩「うっ。えっいやまだだけどタイマーは…!!?」

止まっていたはずのタイマーが動き出す

やっぱりか。
原作通りだな。

萩「まずい!!皆逃げろ!!!君もだ!!」

萩原の声に反応して機動隊が爆弾から離れる

私は萩原に連れられ離れるが

間に合わないだろうな。
あの大きさならここのフロアが吹っ飛ぶ威力だ。

たしか高層マンションには各フロアに

『あれか！お兄さん！こっち!!』

彼の手を引いて目的の場所に走る

萩「ちょっ！…ﾊﾂ！よし！」

理解してくれたのだろう

そういえば私がドア開けたとき電話してたな。

大丈夫。助かるよ。


チッ…チッ…チッ


ドカアァアァアアアアン！！！


まって思ってたより威力でかくね。


爆発が起きて数秒後

萩「危ねぇ。危機一髪。大丈夫？」

『思ったより振動が大きくてびっくりしましたが大丈夫です』

萩「んじゃ下に降りようか」


私達が助かったのは、
高層マンションに取り付けられている
ミニシェルターのおかげである。

普段は人口観葉植物が置かれていて見えないようになっている。
原作では取り付けられてなかったのか
見えなかったのか。

『ともかくよかった。』

萩「･ ･ ･ 。」

俯いたまま立ち止まった彼

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