131話 秘密の開示 ページ37
『皆は前世の記憶ってある？』
Aの言葉に戸惑う5人
萩｢えっ｣
諸｢な、ないけど｣
伊｢おいまさか｣
降｢あるのか!?｣
『うん。ある』
もう、後には引けないな。
松｢まじかよ｣
降｢信じがたいが…Aを見てればわかるな｣
萩｢説明してくれる？｣
5人は困惑を見せるも冷静に話を聞く
『あー長くなるけどいい？』
｢｢ああ。｣｣
『前世で死んで転生した』
萩｢…うん｣
…。
『ん？』
萩｢え？｣
え？
･
･
･
萩｢いやいやいや!?｣
諸｢それだけ!?｣
松｢簡潔すぎんだろうが!!｣
伊｢長くなるんじゃないのか!?｣
降｢真剣にッ!!｣
『は、はい！え、えっと前世でね死んでね。気づいたら転生？してたの』
いや、いざ言うとなると
何言えばいいかわからん!!
降｢もういいわかった。こちらから質問するからそれに答えられたら答えてくれ｣
ため息をつき頭を抑える降谷
『ういっす』
降｢まず前世とやらの時の名前は？｣
『今世と同じ』
萩｢ということは前世も日本人？｣
『そうだね』
降谷に続き萩原も質問をした
そして松田が重々しく問う
松｢………歳は｣
あー。
『享年30歳…だったかな？』
5人は顔を苦くする
そんな顔しないでよ。
『気にしないで。もう終わったことだし？他は？』
気まずい雰囲気を消すため
質問を求めた
伊｢あーそのよ。結婚はしてたか？｣
『えっいや。してないよ。彼氏いない歴年齢だし』
｢｢えっ｣｣
『えっ』
なんだよ。
諸｢えっと、じゃあ前に言ってた初恋の人って前世の人？｣
うわ難しいな。
貴方です。なんて恥ずかしくて言えんし。
『んﾞ〜まぁ？そうなる？かな？』
え、てか大丈夫？
ここ一応敵地的なとこよ??
もっと他に質問あるでしょ??
そんな事を思っていると
沈黙が訪れる
…これはあれかな？
『死因？』
｢｢…ッ｣｣
気まずそうに視線を落とす彼ら
『大丈夫よ。死因はねじ｢待って」…？』
萩原によって言葉を止められる
萩｢その前にAちゃん職業は？」
真剣な目をして見てくる5人
『ははっ。そうだね…皆が想像してる通りじゃないかな？』
穏やかな笑みで続ける
『私は…皆と同じ警察官だったよ』
その回答にやっぱりと彼らは納得した
松｢オタクっつっても詳し過ぎたしな」
『あれは苦しい言い逃れだった』
松｢だろうな｣
本当に恥ずかしかったんだからな。
伊｢所属はどこだったんだ？｣
チラッと視線を降谷に向けた
降｢まさか｣
目を見開く彼
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1255人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一匹狼の飼い主(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。ケセラセラ凄く好きなお話です。続く(更新停止中)となっていますが、続きを書くことはありますでしょうか？もし、続きを書くのであれば更新して欲しいです。続きが凄く気になります。 (4月5日 6時) (
レス) @page43 id: e826236d07 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き気になりすぎます、、 (4月3日 8時) (レス) @page43 id: 2af65047db (このIDを非表示/違反報告)
暁斗(プロフ) - 好きです…(泣) (2月5日 0時) (レス) id: 1a3630256b (このIDを非表示/違反報告)
焔 - 続きがめちゃめちゃ気になります！更新楽しみにしてます！待ってます！！！ (1月16日 23時) (レス) id: 4850a6f58f (このIDを非表示/違反報告)
もっちゃん(プロフ) - 神作品で見返したりしてます！更新楽しみにしてます！ (8月12日 22時) (レス) @page43 id: 924e2cc931 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
