132話 秘密の認識 ページ38
目を伏せ思い出すかのように口にする
『警察庁警備局警備企画課』
驚いた様な空気が漂う
松｢はっ
伊｢そりゃ勘がいいわけだ｣
『ちなみに主席卒ね』
松･伊｢｢まじか｣｣
諸｢驚いたな。まさかAちゃんも公安なんて｣
降｢通りで良い動きをするはずだ｣
各々が感心する中
萩原が確認するように聞いてくる
萩｢じゃあ公安でもあったAちゃんの死因ってさ｣
『うん殉職』
萩｢そっか…｣
『つっても自 殺だけどね』
｢｢は！？｣｣
Aの発言に目を丸くする
萩｢じっ自 殺!?えっ自 殺!?!?｣
伊｢なん…でだ？｣
なんて言おうかな…。
『あーまず。前世ではあまり頻繁に事件事故は起きてないのよ。こことは違ってね』
松｢だろうな。ここがおかしいんだよ｣
それな？
『そんな平和ボケした世界でも大きな犯罪組織はあったの。日本最大とも言われる言わばマフィア』
諸｢マフィア…｣
『その組織は日本政府ですら手を焼いていたのよ。
政治家の暗殺、テロ、強盗、誘拐、人身売買とかね。
捕まえたとしても大体構成員の下っ端。
幹部は完全に消息不明状態だったわけよ。』
降｢だいぶ物騒な組織だな｣
萩｢平和ボケなんてしてられないでしょうよ｣
『そう？ここの方が怖くない？毎日…いや1日に何回事件起こるのよ。刑事課が可哀想だわ』
伊｢まぁそうだな｣
苦笑いをする伊達
松｢で？そのマフィアを追っかけてたのか？｣
『うん。公安の宿敵みたいな奴らだったからね。
まぁ追っかけというよりは内部調査？言わば潜入だね』
降・諸｢｢!!｣｣
潜入という言葉に反応する二人
萩｢ますます。降谷ちゃん達と似てるね｣
似てる…か。
いやほぼ同じかな。
諸伏さんとは。
『そうだね。でも大きな違いがあるよ』
伊｢違い？｣
『私は組織に公安だとバレた。
そして監 禁されひたすら拷問の日々だった。』
｢｢ッ!｣｣
息を呑み顔を苦くする
『その拷問をしてきたのがジョーカー。
何でかわからないけどそのジョーカーも転生したっぽいね』
松｢あいつがッ｣
怒りを見せる松田…
いや松田だけじゃない
他の四人も怒りを沸き立たせていた
諸｢Aちゃんはさっき違いがあるって言ってたけど俺も同じだよ。組織にバレて…｣
『結果はね。でもそれまでの過程が違うの』
諸｢？｣
降｢どういうことだ？｣
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一匹狼の飼い主(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。ケセラセラ凄く好きなお話です。続く(更新停止中)となっていますが、続きを書くことはありますでしょうか？もし、続きを書くのであれば更新して欲しいです。続きが凄く気になります。 (4月5日 6時) (
レス) @page43 id: e826236d07 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き気になりすぎます、、 (4月3日 8時) (レス) @page43 id: 2af65047db (このIDを非表示/違反報告)
暁斗(プロフ) - 好きです…(泣) (2月5日 0時) (レス) id: 1a3630256b (このIDを非表示/違反報告)
焔 - 続きがめちゃめちゃ気になります！更新楽しみにしてます！待ってます！！！ (1月16日 23時) (レス) id: 4850a6f58f (このIDを非表示/違反報告)
もっちゃん(プロフ) - 神作品で見返したりしてます！更新楽しみにしてます！ (8月12日 22時) (レス) @page43 id: 924e2cc931 (このIDを非表示/違反報告)
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