卑しき狗は笑わない 参

玖拾伍 体目（95体目） ページ20

〜中也 視点〜





あいつが寝てから数十分はたったか。





こっちの仕事も終わったし、
俺も寝るか。






『……で』





「？」





『1人に……しないで………』






涙をこぼすA。
昔の夢を見てんのか、、、。






「お前も、苦労してんだよな」





涙を指で拭うと、安心したように少し微笑んだ。






「………反則だっての///」






俺も軽くおでこにキスをした。





「………恥ずい///」




俺は顔を赤くしながらベッドに入った。
あいつ、起きてねぇよな。




そう思いながら眠りに落ちていくのだった。





ーーー
ーー
ー

，





，






，


「そろそろかな」




暗い部屋で笑うのは森鴎外。
その隣でワッフルを頬張っている青い目の少女は、エリス




「Aは優しいわ」




「それは私も分かっているさ、
私が知りたいのは彼女の力を抑えている薬を作っている女医の方だ」




「それなら太宰にでも調べさせればいいじゃない」




「彼女が行くから意味があるんだよ」




「？」




「さぁ、そろそろ私たちも寝よう」



「そうね！」




二人は別の部屋へと歩いて行った。



(エスリちゃんのキャラが崩壊しますた)

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