14話 ページ28
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どうやら50年前に、執事さんは、学校のトイレで花子さんに声をかけて、現れた花子さんと一緒にトイレに吸い込まれていったらしい
ここに来てから、2人はすぐに仲良くなり、ケンケンパをしたり、
怪我をした花子さんの手当てをしたり、共に過ごしてきたようだ…
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花子「あなたは、私が最初に連れてきてしまった子供だったわね…
他の人よりも、とても長い時間を奪ってしまった。1番私を恨んでもいいのに…」
執事「いいえ。私の人生は、常にあなたと共にありました
私に、奪われた時間など、1秒たりともありません」
赤く染まる花子さんの手を、執事さんはそっと取り…
執事「私は、花子様を愛しています」
花子「……ッ////」
執事「寂しいなんて言わないで下さい。花子ちゃんには、僕がいます」
花子「太郎君……」
執事さんは花子さんを包み込む様に優しく抱きしめる
抱きしめられた花子さんは涙を浮かべ、嗚咽を漏らしながら泣いていた
『(執事さんのプロポーズキタ〜!!///)』←
そんな中で私が、心の中で興奮しているのを、みんなは知る由もなかった…←
すると、何処かから虹色の妖気が漂ってきて私のウォッチに吸い込まれ……3枚のメダルが姿を表れる
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七不思議を解決した私達は外に出た
ジンペイ「これで学園七不思議、コンプリートだな!」
私はYちゃんねるに七不思議をクリアしたって、書き込むためにスマホを開いてみると…
『!みんな見て!!』
私の声に反応したジンペイ君達はスマホを覗き込んだ
ジンペイ「"学園の七不思議を解いたアナタ!
【学園のトワイライト7】に挑戦しよう!"」
フブキ「トワイライト7?」
マタロウ「成程、7ね。…つまり……」
「「「「「また七不思議ィィ!!?」」」」」
皆は頬に手を当て、ムンクみたいな変顔になって、ショックを受けた←
『(そう、私達の戦いはこれからどんどん激しくなっていくからね…)』
上を向いて空を眺めながら私がそう思っていると…
ジンペイ「あ、マタロウ!パンツまだ返してなかったな!」
ジンペイ君は悪気ゼロの顔で、マタロウ君のパンツをヒラヒラさせる←
『あ……!
ま、まさか…マタロウ君…!;』
すぐさまマタロウ君はズボンの中を確認すると…
マタロウ「うわあぁぁぁあ!!!」
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『(次は、"彼の変身シーン"が見られるかな♪)』
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年9月4日 6時