2話 ページ19
ジンペイ「Aなんだ?その大ブリーフって」←
『違うよ、タイムリープ
何かのきっかけで過去に戻って、同じ時間を何度も繰り返したりするやつだよ』
私はジンペイ君に詳しく説明したが……
ジンペイ「ほぉ〜」
『……;』
ジンペイ君のあいまいな返事を聞いて、理解してないことを私は理解した←
マタロウ「すごいなぁ〜!
でも、どうしてそんなことが起こるんだろう?」
フブキ「分かんないけど多分、犬のウンチが引き金だと思う。
ウンチを踏むと、頭の中で"ボーン、ボーン"って音が鳴って……また、今日の朝に戻るの」
マタロウ「ボーン、ボーン……」
コマ「なんか聞いたことあるようなないような……」
フブキちゃんの話を聞いて、2人は顎に手を当てて考える
マタロウ「何か昨日、いつもと違うことはあった?」
フブキ「昨日は、夜眠れなくて、この食堂で冷蔵庫に取っておいたプリンを食べて……
あっ、そう言えば…誰かに見られてる気がした」
『見られてる……か』
私は小声でそう呟きながら、フブキちゃんの方を見つめる
フブキ「あと、"ギーッ"て、不気味な泣き声みたいな音が聞こえてたような……」
マタロウ「それ、ひょっとして……!」
気づいた様子のマタロウ君が目を向けたのは、食堂の入り口の上にかけられている古時計
古時計からは秒針の音とともにボーン、ボーンという音も聞こえる
フブキ「これ!この音だったかも!」
マタロウ「やっぱり……
犯人はこの古時計だったんだ!」
『「「「え!?」」」』
マタロウ君の発言に、みんなは(私は合わせて)←驚きの声を上げた
マタロウ「これは学園7不思議の1つ、".呪われた古時計"だよ
噂によると、この古時計は夜中に泣き出す言われていて、その声を聞いたものは呪われてしまうんだって」
『なるほど、フブキちゃんが聞いたのがそれ?』
マタロウ君と私がそう話していたら、臼見沢先生がこちらにやって来る
臼見沢「君達、もうすぐ授業時間ですよ」
『(ウィス……臼見沢先生だ)』
ジンペイ「それどころじゃ無いんだよ!」
マタロウ「臼見沢先生って、この宿舎の管理人ですよね?あの古時計について、何か知ってますか?」
マタロウ君は古時計に指を差しながら、臼見沢先生に尋ねる
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レイ - 作者さん!初めましてレイと言う新人投稿者です!私この作品大好きです。一日に一回は見てますねw実は私、Y学園の小説書いていて参考にさせて頂いてます、ダメだったらすぐに止めます。これからも頑張ってください! (2022年3月28日 22時) (レス) id: f56a93123c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年8月26日 5時