13話 ページ17
アカネ「お父さんが死んで、何日か経った後、
会社の同僚だったって人が訪ねてきて……」
アカネちゃんは宮沢さんが亡くなってからの話を私達にしてくれた
____
《係長は、本当によくしてくれる人でした。
僕が失敗した時も、それを庇って謝ってくれたり、
何日も会社に泊まり込んで、ピンチになってるチームをフォローしてくれたり……》
アカネ《お父さんが……?》
《あの時も、僕が歩きスマホをしていたせいで立てかけてあった木材を倒してしまい…
係長は、そんな僕を助けようとして……
係長は、僕の命の恩人なんですッ……!》
母《あの人らしいわね……》
アカネ《お父さん……》
____
アカネ「今ならわかるの。お父さんは小さくなんかない!
……大きくて頼りになる、私の自慢のお父さんなの!」
すると、宮沢さんの体が光り、なんと元の大きさに戻ったのだ
宮沢さん「アカネ……!」
アカネ「お父さぁぁぁん……!」
涙を流すアカネちゃんを、宮沢さんが優しく抱き締めていた
コマ「彼女が小さいと思っていたお父さんは、本当は器の大きな人だったんだね……」
『本当にいいお父さんだね……』
この光景を目の当たりにした私の目からは、涙が流れていく
しかし、ジンペイ君は空気を読めないため……
ジンペイ「ふ〜ん……体がでかい方が絶対かっこいいのにな〜」←
マタロウ「いやいや!;」
頭の後ろに手を組み、そう言ったジンペイ君にマタロウ君が突っ込んだ
『(これで一件落着かな……)』
そんな事を考えながら、私は空を見上げていた……
マタロウ「(今、1つの謎が解けた。この学園には、僕の運命を変える何かがある
こうして、僕のたまたまの人生は少しずつ変わろうとしていたんだ……)」
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レイ - 作者さん!初めましてレイと言う新人投稿者です!私この作品大好きです。一日に一回は見てますねw実は私、Y学園の小説書いていて参考にさせて頂いてます、ダメだったらすぐに止めます。これからも頑張ってください! (2022年3月28日 22時) (レス) id: f56a93123c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2021年8月26日 5時