4話 ページ21
リュウスケ「じゃあ、先輩である僕らもお邪魔しようか」
メラ「そうだな。なら会長も誘っておくか!」
フブキ「早速買い出しの担当決めなきゃ!」
フブキちゃんはパンッと両手を叩くと、いきなりチアキ君が私達に話しかける
チアキ「ちょっと待って」
フブキ「?」
『チアキ君?』
チアキ「どうせ集まるんならさ"百物語"やらない?」
『えっ?百物語?』
チアキ君の口から出た提案に、私は首を傾げた
フブキ「あー!それ知ってる!
100個怖い話をしたら、本当に霊が現れるってやつね!」
ジンペイ「おお!マタロウの送別会にピッタリだな!」
マタロウ「それどういう意味ー!?;」
楽しそうにそう言ったジンペイ君に、マタロウ君は両手を上に突き上げながら、ツッコミを入れた
ノズチカ「今更霊が呼び出されて、何か面白いのか?」
ノズチカ先輩が、チアキ君に近づいてそう話す
チアキ「でもさ、どんなもんが来るかちょっと興味あるっしょ
それにちょっと怖いのが来れば、Aが僕に抱きついてくれるかもしれないからね」←
ノズチカ「…なぁ……それが目的だな?;」
チアキ「あれっ?バレちゃった?」
半目になって見つめるノズチカ先輩に、チアキ君は子供っぽく笑った
リュウスケ「たしかに、"一味違う特別な存在の霊"とか出てきたら、楽しそうだね」
キュウビ先輩の言葉を聞いて、ジンペイ君達は目を見開いた
ジンペイ「特別な……!?」
コマ「存在の……!?」
マタロウ「霊……!?」
ミケッティオ「呼んだか?」
『あ、ミケッティオ!』
突然、私の背後からミケッティオが久しぶりに現れる
ジンペイ「ちがーう!
凶暴な方じゃなくて、来てほしいのはAを俺にメロメロにしてくれるような霊だー!」←
ミケッティオ「ああん!?」
『…えぇっ?!;』
かなりヤバめの事を口にしたジンペイ君に、ミケッティオは怒りマークを浮かべ
私は驚きのあまりに硬直してしまった
マタロウ「なんでそうなるの!?;」
____
そして時は流れて、夕方…
私達がいる食堂は鮮やかな飾りで彩られ
机にはたくさんの食べ物が並び、送別会の準備はほとんど整っている
クウカ「それ、あっちに並べて」
バケーラ「分かったど」
クウカ先輩にそう言われて、料理などが乗っている皿を持ちながらバケーラは歩いて行った
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ラーイカ - 自分は前までy学園にちょっと興味あったぐらいなんですけどこの神作品を見てy学園にとても興味が湧きました❗最期めっちゃ泣きました😭ありがとうございます‼ (2023年4月25日 18時) (レス) @page36 id: c40491354b (このIDを非表示/違反報告)
よーさく - ありがとうございます。こんな素晴らしい物語を書いてくれて🙏あなたは神だ!!!! (2023年4月16日 23時) (レス) @page36 id: c88dc708d6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - これまで見てきた夢小説の中でいっちばん大好きです!誰落ちとかもなくてさいこうすぎました!!!! (2023年3月29日 8時) (レス) @page36 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
甘雨 - 最高すぎてリピートしてます!番外編とかも書いてほしいです! (2022年8月11日 10時) (レス) @page35 id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 控えめに言って最高過ぎました。このお話をPart1から読んできて、軽く5回は泣きましたねハイ面白さと感動と…ほんっとにありがとうございました!!!読んでいる時間がとても楽しくて…原作の方でも思ったんですが、やはり終わりというのは寂しいものですね… (2022年3月8日 22時) (レス) @page36 id: 3be26313f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年3月6日 2時