3話 ページ20
ジンペイ「うわぁぁぁぁん！！」
滝のように大量の涙を流し出したジンペイ君
私もマタロウ君がいなくなってしまう事を悲しんで、下を俯いて口を開いた
『私…マタロウ君ともっと一緒にいたかった……
いきなり別れるなんて、やっぱり悲しいかな……』
マタロウ「ジンペイくん……Aさん……」
____
[YSPクラブの部室]
マタロウ「はぁ………」
椅子に座っているマタロウ君は頬杖をつき、またため息をつく
部室には私達1年組と、メラ先輩、キュウビ先輩、チアキ君、ノズチカ先輩もいた
メラ「決まっちまったんなら、くよくよしたってしょうがないだろ」
リュウスケ「僕らみんな、今は一緒にいるけど…
いつかはバラバラになって、この学園を巣立っていかなきゃいけないんだから」
『確かにそうですが…あまりにも急すぎますよ……』
メラ先輩とキュウビ先輩の言葉に、私は悲しそうな表情をした
すると、フブキちゃんは人差し指を立てて私達に提案をする
フブキ「だったら、マタロウくんの送別会を盛大にやらない？」
ジンペイ「蝶ネクタイ？」←
マタロウ「送別会！；」
蝶ネクタイをつけたジンペイ君のボケに突っ込むマタロウ君
ジンペイ「ノーマンタイ？」←←
マタロウ「送別会！！全然違うからぁ！！；」
ボケ続けるジンペイ君に、マタロウ君は勢いよく"送別会"と書かれた紙を取り出した
ジンペイ「ああ！送別会な！いいんじゃないか？」
フブキ「でしょ！？」
ジンペイ「ところで、送別会ってなんだ？」←
「「「「『ズコーーーーッ！！；』」」」」
全く分かってなかったジンペイ君が口にした一言に、私達は一斉にずっこけた←
私は何とか立ち上がり、ジンペイ君にちゃんと説明をする
『そ…送別会って、転校とか転勤する人を送りだす会のことだよ……；』
ジンペイ「なるほど！」
リュウスケ「とはいえ、何をやったらちゃんとマタロウくんを送り出せるのかな……？」
キュウビ先輩は少し乱れた襟元を整えながらそう言うと、隣にいたメラ先輩が口を開いた
メラ「そういや俺たち、送別会ってやったことないよな」
コマ「普通はみんなでパーっと騒ぐ感じなのかな？」
フブキ「じゃあお菓子とか買い込んで、宿舎に戻ってからみんなでやる？」
『あ！賛成！』
ジンペイ「決まりだ！」
私達が送別会の内容について話し合い、ジンペイ君は拳を上げた
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ラーイカ - 自分は前までy学園にちょっと興味あったぐらいなんですけどこの神作品を見てy学園にとても興味が湧きました❗最期めっちゃ泣きました😭ありがとうございます‼ (2023年4月25日 18時) (
レス) @page36 id: c40491354b (このIDを非表示/違反報告)
よーさく - ありがとうございます。こんな素晴らしい物語を書いてくれて🙏あなたは神だ！！！！ (2023年4月16日 23時) (レス) @page36 id: c88dc708d6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - これまで見てきた夢小説の中でいっちばん大好きです！誰落ちとかもなくてさいこうすぎました！！！！ (2023年3月29日 8時) (レス) @page36 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
甘雨 - 最高すぎてリピートしてます！番外編とかも書いてほしいです！ (2022年8月11日 10時) (レス) @page35 id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 控えめに言って最高過ぎました。このお話をPart１から読んできて、軽く５回は泣きましたねﾊｲ面白さと感動と…ほんっとにありがとうございました!!!読んでいる時間がとても楽しくて…原作の方でも思ったんですが、やはり終わりというのは寂しいものですね… (2022年3月8日 22時) (レス) @page36 id: 3be26313f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタースト | 作成日時：2022年3月6日 2時
