3話 ページ3
テラノーグは漆黒丸の拳を右手だけで受け止め、腕を掴んで地面に放り投げる!
漆黒丸「ぐおっ!!」
ドォォォォォン!!
音を響かせ、地面に叩きつけられる漆黒丸
『はぁぁっ!!』
声を張り上げ、テラノーグにもの凄いスピードで向かっていく最虹丸
ガシッ
『!?』
しかし、テラノーグは殴られるよりも早く最虹丸の拳を掴む
『…どうして……ライム君…?』
最虹丸は小さな声でそう言うと、テラノーグが冷たい視線を向けてこう答えた
テラノーグ「悪いねA………
もういないんだよ。君のことが好きだった"芦矢ライム"は」
言い終わった瞬間にテラノーグは最虹丸の背後に移動し…
ドスッ!
『ガッ!?』
踵落としを食らわせて、最虹丸を谷底に突き落とす!
砂煙が消えると、そこにはテラノーグの一撃を受けて地面に倒れているHERO達の姿が見えた
漆黒丸「いってえ……!」
『うぅっ………』
痛みで顔を顰めている漆黒丸と最虹丸の前に、テラノーグが上から降りてきて地面に着地した
テラノーグ「君たちに恨みはないが、これも地球を救うためだ」
エンシャント「くっ……さっきから何を言っている…!?」
するとテラノーグは右腕を天にかざすと、上からスクリーンが出現し、そこからアトランティスの映像が映る
テラノーグ「発展しすぎたアトランティスの科学力は、やがて恐ろしい兵器を生み出す
その恐るべき力を駆使した戦争は、星に生きる全ての生命を焼き尽くすんだ」
映像には、アトランティスの科学者達が兵器を開発し、
その大砲のような兵器によってアトランティス____いや、地球上が次々と爆発していくのが映し出されていた
『こ…これって……!』
テラノーグ「分かったかい?アトランティスは、未来で地球を滅ぼす
これは、マザーによって計算された地球の未来だ」
最後に死の星となった地球の映像が映ると、テラノーグはスクリーンを消す
漆黒丸「なんだよそれ……!」
テラノーグ「マザーは間違えない。それに僕も感じている
"滅びの訪れ"を……」
納得できない漆黒丸は前に出て、テラノーグに向かって叫ぶ
漆黒丸「だから!なんでお前にそんなことが分かるんだよ!!」
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ラーイカ - 自分は前までy学園にちょっと興味あったぐらいなんですけどこの神作品を見てy学園にとても興味が湧きました❗最期めっちゃ泣きました😭ありがとうございます‼ (2023年4月25日 18時) (レス) @page36 id: c40491354b (このIDを非表示/違反報告)
よーさく - ありがとうございます。こんな素晴らしい物語を書いてくれて🙏あなたは神だ!!!! (2023年4月16日 23時) (レス) @page36 id: c88dc708d6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - これまで見てきた夢小説の中でいっちばん大好きです!誰落ちとかもなくてさいこうすぎました!!!! (2023年3月29日 8時) (レス) @page36 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
甘雨 - 最高すぎてリピートしてます!番外編とかも書いてほしいです! (2022年8月11日 10時) (レス) @page35 id: 1fff0e47b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 控えめに言って最高過ぎました。このお話をPart1から読んできて、軽く5回は泣きましたねハイ面白さと感動と…ほんっとにありがとうございました!!!読んでいる時間がとても楽しくて…原作の方でも思ったんですが、やはり終わりというのは寂しいものですね… (2022年3月8日 22時) (レス) @page36 id: 3be26313f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年3月6日 2時