12話 ページ3
メラ「しかもこの顔を取ると……」
落ちてくるタマヨさんの顔をキャラの1人がキャッチした途端、もう片方のキャラが土下座をした
メラ「無条件で勝利になる」
たしかにこんなゲームでは、盛り上がりと面白みにも欠けるだろう
ゲームの内容に唖然した私は、座ってハンドルを握っているノズチカ先輩の方へ寄った
『………ノズチカ先輩は何のゲームをやっているんですか?』
ノズチカ「俺はレースゲームだ」
マタロウ「こっちは"タマヨカート"……;」
ジンペイ「こっちも全キャラタマヨだ」
画面には某人気ゲームのキャラに、タマヨさんを付け足したようなキャラしかいなかった←
____
[外の町]
フブキ「なんかね〜……;」
ジンペイ「クレーンゲームの景品もこれだもんな〜……」
そう言うジンペイ君の手には、タマヨの人形が握られている
エルゼ《はぁ〜……早く中等部に帰って
Aのプレミアム写真集を見たいな………》←
『ちょっと待って、今なんて言ったの!?;』
霊体で退屈そうなエルゼちゃんは何かとんでもない事を口にし
それに私はすぐに食いついた
マタロウ「ラントくんも待ってることだし、そろそろ旅館へ行こう」
『あ、そうだね!』
私達は、ラント君の待つ旅館に向かって足を進めることに
____
[どこかの陰]
「____中等部の生徒の奴らと"例の少女"を発見。宿に向かうようです」
____
?「監視を続けろ。例の少女は俺が引き取る」
「《御意》」
?「______不逞の輩は我々が排除する」
____
そして、ついに宿にやってきた私達
目の前にある立派に建てられた和風の宿を前に、私とみんなは目を輝かせた
メラ「ここか、俺たちが泊まる旅館は」
リュウスケ「なかなかいい雰囲気の旅館じゃないか」
見上げているメラ先輩とキュウビ先輩は満更でもない様子だった
「「「「『わぁ〜……!』」」」」
私達1年組も、旅館を眺めて感嘆の声を上げている____と
『………ん?…あっ!』
私は曲がり角の所に目を向けてみると、先ほどの美少女の姿がチラッと見えた
『ジンペイ君、あそこにさっきのお姉さんいるよ!』
ジンペイ「え?……あ!さっきの熟女じゃん!」
私とジンペイ君は、先ほどの美少女の後を追う
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ゆたんぽ。(プロフ) - 一番最初から、読ませてもらっています。更新楽しみにしてます! (2022年2月20日 8時) (レス) @page34 id: 71cc2f4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しみに見ています!翼夜さんの秘密が遂に分かりそうで、面白い!! 無理のない範囲で、更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月10日 8時) (レス) @page37 id: 7a958e7a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年2月3日 3時