15話 ページ29
ナユ「Aさん……?顔が赤いですよ……?」
『……察してください………////』←
ナユ「…………はい;」
私の一言で何となく分かったナユさんはこれ以上、何も言わなかった
この状態では操縦なんて出来るはずもないので、私は何もせずに見るだけにする
メラ「ちょっと兄貴!俺にも操縦させてくれよ!!;」
ジンペイ「嫌だ!俺がやる〜!!」
席を奪ったジンペイ君と奪われたメラ君は、席の奪い合いで揉め始める
そのせいでガッコウガーがガシン! ガシンッ!!と変な動きをしたり、ポーズを取ったりし始めた←
ぬらり「なんとトリッキーな動き……」
エンマダイ「何が起こっているんだ?」
フブキ「ちょっと!操縦可笑しくなってるから!;」
ジンペイ「メラは退いてろって!」
ジンペイ君は無理矢理に、メラ先輩をドカッと蹴っ飛ばして席を横取りした←
メラ「ずるいぜ兄貴!;」
するとガッコウガーは正常に動き始め、山の上から大ジャンプしてマゼラタイタンの前に着地
そしてマゼラタイタンに右腕を向けると、拳がロケットのように発射されて右腿の所にヒット!
マゼラタイタン「ぬう……!」
『あのマゼラを倒れ込ませた!!』
ジンペイ「よし!楽勝だぜ!!」
そのままマゼラタイタンに追い討ちのパンチを…!
だが、マゼラタイタンは尻尾でガッコウガーの背中を叩く!
『きゃっ!』
私達の乗っているコックピットからは衝撃が走り、吹っ飛ばされたガッコウガーは膝をついてしまった
その前には、マゼラタイタンがガッコウガーを見下すように立っている
マゼラタイタン「ギッギッギッ…少しは勝利の気分が味わえたであるか?
……ん?」
突如。空から緑色の4つの光が見える
その正体はサークルに入っているディープシャドウ達だった
ディープシャドウ「我々もいるぞ!!」
マゼラタイタン「目障りである、小賢しい!」
ディープシャドウ達はサークルのスピードを活かして、マゼラタイタンの周りを飛び回り妨害している
振り回している炎の剣も全く当たらなかった
ガッ!!
その隙にガッコウガーはマゼラタイタンの背後に強力なパンチを撃ち、
更にマゼラタイタンの頭を踏みつけた!
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作者名:スタースト | 作成日時:2022年1月10日 3時