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2年後


A「ねぇねぇ雄登。」


雄登「ん?何?」




今私たちは図書室の自習スペースで向かい合いながら勉強をしている。


あれから2年間ずっとお互い成績上位を維持してきた。


ほっぺをつつきながら名前を呼ぶと少し照れながらこっちを向いてくれる。




A「進路どうするか決めた?」


雄登「俺は…検事になりたい。」


A「検事?」


雄登「本当に罪を償うべき人を追い詰める仕事をしたい。」




俺は検事になりたいと決めたきっかけはもちろんA。


Aはどう思うか…。




A「…いいね!!かっこいい!!」


雄登「えっ?警察官にならないのとか思わないの?」


A「まぁ親に言うの大変そうだけど…検事してる雄登見たいな!!」




真面目な所もあるけどこの2年半でわかったのは、簡単に言うとメンヘラみたいな性格していること。




雄登「そういうAはどうするのか決めた?」


A「私は…それこそ警察官になりたい。」

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作者名:なっち | 作成日時:2023年7月2日 14時

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