light3 ページ4
靴の紐をしっかりと結ぶ
まだ、革の靴に新品の匂いが残ってる
もう夏
周りには半袖の人々
何があっても
時が止まることなんて、ないんだろうな
今、止まればいいのに
今、なくなればいいのに
あいつらがいなくなったから
俺はこんなに臆病になったのかな
ううん、もともと俺は臆病だ
立花を取られるのが怖くて汚い手を使った
なんであんな卑怯な真似をしたんだろう
そのまま何もしてなければ、きっと今もあいつらはいたはず
俺は気分が悪くなって玄関にしゃがみこんだ
今の俺、超かっこ悪…
こんなんじゃ、あいつらに合わせる顔もねえよな
もう会うことはないだろうけど
俺は独りで嗤った
「やべ。遅刻する」
腕時計を見て慌てて立ち上がった
18人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きらら(プロフ) - 小町さん» ありがとうございます!数年前から…!それはすごく光栄です!!出来るだけ毎日投稿頑張りますね!これからもよろしくお願いします。 (2021年8月11日 9時) (レス) id: 44600722bc (このIDを非表示/違反報告)
小町(プロフ) - コメント失礼します。数年前からきららさんの作品を読ませて頂いていました。帰ってきてくださって、とても嬉しいです!無理せずに更新頑張ってください! (2021年8月10日 13時) (レス) id: a89f3eeedf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きらら | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7fec2ef6271/
作成日時:2018年5月15日 22時