【ブルーロック】凪くんはハニートラップがおじょうず。【凪誠士郎】

琥珀と瑠璃に振り回される凪くん。 ページ14

「こはく、るり、凪くんも!ちゃんと手洗ってねー。こはく!靴は脱ぎ散らかしちゃだめ!ちゃんと片付けて。」

「はぁい。」

センパイの家は広くて、綺麗な家だった。

「じゃあ私はご飯作るから、凪くんは適当に寛いでて。」

「あざーっす……」

そう言ってピコピコと音を立ててゲームをしていたら……

「なぎくん一緒にあそぼー!」

「ぐえっ」

後ろから伸し掛るように二人が飛びついた。

「こはくだけずるいー!るりもー!」

「こはく、るり!凪くん困らせちゃだめだよ!凪くん、大丈夫……?」

「ん、大丈夫……遊ぶって何すんの?」

「るりごっこ遊びがいーい!」

「僕トランプやりたいー!」

「え俺ゲームやりたいんだけど」

「ごめんね凪くん。二人はまだ幼いし、やり過ぎたらいけないから、二人がゲーム出来るのは土日に2時間だけなの。」

「あ、そうなんだ……」

「なぎくん!僕とるりの部屋こっちだよ!行こっ!」

「行くからグイグイ引っ張んないで〜……センパイ、出来たら呼んでくれる…?」

「うん、もちろん!二人のことお願いね。」

「はぁい……」

センパイの弟と妹だし、何より流石に子ども相手に面倒くさいとか言ったらかわいそうだよね……。

疲れそうだし大変そうだけど、俺もセンパイに甘えちゃってるし……泣かせない努力はするよ、うん。

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