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簓の秘密 ページ19

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簓 side



中王区を出てイケブクロに向かう。


『萬屋 ヤマダ』とデカデカ書かれた看板を見てそこに入った。


簓「失礼します〜」

一郎「いらっしゃいま...白膠木簓?!」

簓「簓さんやで〜」

二郎「兄ちゃんどした!?....って簓!」

三郎「二郎うるさいって...簓!」

簓「おぉ、兄弟揃って同じ反応やなぁ」

三郎「なぜ白膠木簓が萬屋に?」

簓「なんや、俺が来たらあかんっちゅう法律でもあるんかいな」

一郎「こら、三郎!お客さんなんだからそんなこと言うんじゃない。...すみません、どうぞこちらへお座り下さい」

簓「おーきに。...よっこらしょういち」



一郎「改めて、要件はなんですか?」

簓「いやぁ頼み事っちゅうか聞きたいことがあんねん」

一郎「聞きたいこと?」

簓「おう、萬屋は中王区のことも調べてくれんのかなぁって」

一郎「中王区...っすか」


口にした途端眉に皺が寄る。



簓「無理ならええねん。自分で調べるから」

一郎「内容によっては多少は調べられると思いますけど、詳しいことは難しいかと」

簓「そっか...じゃあその多少でもええわ。頼み事ええか?」

一郎「はい」

簓「_____________を調べて欲しい」

一郎「っ!.....できる限り頑張ってみます」

簓「よろしゅう!ほなまた」


次はヨコハマやな。



______________________________________

作者の悪い癖で見切り発車で書いてしまうんですよ。ちゃんと計画立てとかなきゃなのに...。

凛海

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作者名:凛海 | 作成日時:2020年12月12日 19時

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