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第3夜 ページ4

エスラ「シンドバッド、どうかしたの?」





シン「別に!!」





バドル「まだ、怒ってるのか?シン」





シン「怒ってないよ、ごちそうさま!」





バドル「そうだ、シンドバッド





水を汲んできてくれるか?





それなら子供のお前にもできるだろう??」





シン「それくらい簡単さ!





僕は父ちゃんと違って大人だからね!!」





エスラ「あらあら……





あなた、からかうのも大概にして下さい」





バドル「いや、すまんすまん」





エスラ「あなたがこうだから、





シンもあんな態度をとるんです!





非国民と呼ばれ罵られ……」





バドル「……」





エスラ「今は漁で生活ができます





でも、十年後は?十五年後は?





どうなっていくかわかりません」





バドル「…そうだな、エスラ、





俺が悪かった……





俺は、何をしたらいいんだ?」





エスラ「そうね、まずは非国民というのを





撤回していただきましょう!!





そうだわ、うちのお船も国へ献上して」





バドル「あ、





船、村のものに壊されちった……(苦笑」





エスラ「…………(気絶」





バドル「エ、エスラっ……!」

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作者名:路地裏の東雲 | 作成日時:2016年2月20日 18時

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