9話 ページ10
国木田「こんな所におったか!この唐変木が!!!」
あ!やっときた
太宰「やあ国木田君!ご苦労さま〜」
国木田「苦労は全て貴様のせいだ!だいたい貴様は・・・」
太宰「あ!そうだ少年!彼は私の同僚だ。彼に奢って貰おう」
国木田「聞けよ!!!」
生で見ると国木田さん本っ当に苦労してるな
太宰「それで何が食べたい?」
敦「えっと・・・・・・」
太宰「何、遠慮はいらない」
敦「なら・・・茶漬けが食べたい・・・です」
敦君がそう言うと太宰さんが笑い出した
太宰「餓死寸前の少年が茶漬けを希望か。
少年名前は?」
敦「中島・・・敦です」
太宰「敦君か、それと・・・
そこのお嬢さんは?」
太宰さんは敦君の後ろに隠れてた私を指さした
あ、バレてた
いや、当たり前か・・・
私は仕方なく敦君の後ろから出た
『私は古今時笑涙』
よろしくといい手を差し伸べた
太宰さんもよろしくと言って握り返してくれた
太宰「笑涙ちゃんは何が食べたい?」
『私も茶漬けで・・・』
もちろん自分の金で
だって国木田さんが可哀想だ
太宰「なら行こうか。国木田君に30杯は奢らせよう」
国木田「俺の金で太っ腹になるな!太宰!」
敦「太宰?」
あ、来る
太宰「私の名だよ。
太宰・・・・・・太宰治だ」
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作者名:黒薔薇 | 作成日時:2018年9月23日 13時