検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:295 hit

8話 ページ9

私と敦君の活躍によりその包帯無駄遣い装置は何とか助かった


敦「ゴホッゴホッ」


『敦さん大丈夫か?』


そう言って私はポケットに入っていたハンカチを渡さた


敦「ありがとうございます」




『まぁ大丈夫ならいいけど・・・

それよりこの人どうする?』


私は太宰さんを指さしながら言った


敦「どうするって・・・どうしよう」


敦君は頭を抱えた



すると・・・









太宰「ギョロ」




敦「『うわ!?』」


太宰さんが起きた


いや、タイミングいいな


敦「あんた川に流れてたけど・・・」



太宰「助かった・・・・・・・・・・・・ちぇ」



敦「ちぇ!?」


そりゃそーだ


せっかく助けたのに舌打ちされるとか・・・


相手が太宰さんじゃなかったらまた川に放り出した


太宰「君達かい?私の入水の邪魔をしたのは」


敦「邪魔だなんて僕は・・・・・・・・・入水?」


太宰「入水、つまり自殺だよ」


敦「自殺!?」


太宰「そう。私は自殺をしようとしていたのだよ、それなのに君達が余計な事を・・・」



敦「はぁ・・・(あれ?今僕怒られている?)」



敦君の心の中が分かるわ


まぁ漫画で読んだからだけど・・・


太宰「まぁ私は人に迷惑をかけない清くクリーンな自殺が信条だ
だのに君達に迷惑をかけたのはこちらの落ち度、何かお詫びを・・・・・・」






グゥゥゥゥゥ






太宰さんの声をかき消すお腹の音がなった


太宰「空腹かい?少年」


敦「実はここ数実は何も食べて無くて・・・」






グゥゥゥゥゥ






またお腹の音がなった


太宰「実は私もだ
ちなみに財布は川に流された」


何がしたいねん


敦「えぇぇ、助けたお礼にご馳走って流れだと思ったのに・・・」


太宰「?」


敦「『?じゃねぇ!』」


全く・・・


そういやぁもうそろそろで来るかな?


私がそんな事を思っていると川原の向こうから声がした






国木田「おォーい!!!」






あ!きた


国木田「こんな所におったか!この唐変木が!!」









きり悪いけど次!

9話→←7話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 4.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒薔薇 | 作成日時:2018年9月23日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。