不満な彼女は自由を求める【リヴァイ】Part3 (ページ41)

今日:4 hit、昨日:18 hit、合計:36,953 hit

139話ページ41

ハンジとAは顔を見合わせた

『僕達は別にいいけど、そんな事でいいの？もっと重い要求をされるものだと思ってた』

マガト「アイツには、生きてこの状況を招いた責任を取って貰わなければいけない」

『成程…ハンジ』

ハンジ「分かった。君達と手を組んだ事、それをミカサ達に伝えてくる」

ピーク「1人で、ですか？」

ハンジ「もう日が暮れる、夜に行けばバレないさ。A、私が居ない間は頼んだよ。マーレが協力してくれたとはいえ、他の敵がいるからね」

『他の敵、ねぇ……分かった、ハンジが戻って来るまで3人の護衛をするよ』

ハンジ「頼んだよ」

ハンジはAに3人の護衛を頼むと、馬で調査兵団がいるであろう市街地へ向かった

マガト「3人、それは我々も含まれているという事か？」

『えぇ、九つの巨人は強い。勿論、車力も。ですが、調査兵団は雷槍を持っている。鎧の巨人の装甲をも砕く代物です、車力が喰らえば作戦成功度が下がる。でも例え雷槍を装備した彼等が来ても全て僕が斬ります、安心して下さい』

ピーク「随分と冷静なんですね」

『まぁ、それなりに死線を潜り抜けて来たから。それに…まともじゃない場所で育ったもんでね』

･

そして翌日の夕暮れ

車力は市街地にあるイェーガー派の拠点に乗り込み、ジャンと捕虜にされ殺され掛けていたオニャンコポンを助け出した

イェレナ「何で、私まで…」

ハンジ「君を確保する事が、車力の力を借りる条件だったんだ」

イェレナは振り向き、マガトを見て目を見開いた