検索窓
今日:2 hit、昨日:18 hit、合計:36,951 hit

103話 ページ5

兵士が指示に従い散っていく中、エルヴィンがA、リヴァイ、アルミンを引き留めた

「リヴァイ班とA班と言ったが。お前達だけはこっちだ、リヴァイ、A」

リヴァイ「俺達にエレンではなく馬を守れと?」

エルヴィン「あぁ、そして隙を見て”奴”を討ち取れ。獣の巨人は、お前達にしか託せない」

リヴァイ「…了解した、さっき鎧のガキ1匹殺せなかった失態はソイツの首で埋め合わせるとしよう」

『エルヴィン、1つ聞くよ』

エルヴィン「何だ」

『エルヴィンはここから動かない、そうだよね?』

エルヴィン「あぁ」

『……分かった。あの気持ち悪い顔した猿を切り刻んでくるから、ここで見てな。それから、アリィ、リーガン』

アリィ、リーガン「「はいっ」」

『僕からの命令…生きて帰ってこい』

アリィ、リーガン「「はいっ!!」」

アリィとリーガンを見送ると、Aは急いでリヴァイに追いついた

リヴァイ「随分と話し込んでたようだが、口説かれでもしたか?」

『馬鹿言うな、そんな訳ないだろう。生きて帰ってこいって、命令したまでだよ…雷槍、効くかな?』

リヴァイ「さぁな、全く効果なしなんて事はねぇだろうが」

雷槍、それは頑固な装甲を持つ鎧の巨人に対抗する為に、中央憲兵が隠し持っていた技術を導入して開発した新しい武装

取り回しに難があるが、衝撃を一点に集中させ、落雷の如き威力を発揮する

『まさかエレンじゃなくて馬を守る事になるとは、ねっ!』

ドシンッ

3m級の巨人が項を削がれ地面に倒れた

動き出した時点で覚悟はしていたが、巨人の数がとにかく多い

大型巨人では無いのが、不幸中の幸いだろう

リヴァイ「小せぇのをさっさと片付けろ!獣の巨人が動く前にだ!損害は許さん、1人も死ぬな!」

「はっ!」

リヴァイ「…クソッ、うんざりだ。弱ぇ奴は直ぐ死ぬ、雑魚はそこにいろ」

『それってエルヴィンの事?』

リヴァイ「それ以外にあるか?」

『……いや、無いな。弱音は吐きたくないけど、正直言うと僕もキツい。3、4m級に苦戦してる上に、負傷者も既に出てる。もし、ミケ達が生きてれば…』

リヴァイ「死人は生き返らねぇ」

『あぁ、分かってるよ。だから、生きてる僕らがやらなきゃいけない』

パーフェクトゲーム:104話→←雷槍:102話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
319人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

エリウ(プロフ) - ありがとうございます! (2022年8月10日 10時) (レス) id: 7a0bf131de (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません!!好きです!! (2022年8月10日 8時) (レス) @page12 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エリウ | 作成日時:2022年8月7日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。